「開かれた聖餐」裁判4月に開始
未受洗者を聖餐にあずからせたことが教憲教規違反に問われ、免職の戒規処分を受けた北村慈郎氏(前・日本基督教団紅葉坂教会牧師)が、教団を相手取り免職処分が無効であることの確認などを求めて提訴した裁判の第1回口頭弁論が、4月26日(木)午後2時から東京地方裁判所103号法廷で開かれる。
原告本人と弁護人が冒頭陳述する。また2時20分頃から、地裁に隣接する弁護士会館で報告集会がある。103号法廷の傍聴席定員は98人で、傍聴券の抽選は予定されていない。
同裁判は、キリスト教信仰の核心に触れる聖礼典と教会のあり方の理解をめぐる論争が、教師(牧師)の免職という処分の妥当性をめぐって法廷で展開されることで注目される。(根田祥一)
2月19日号に既報