原爆投下から70年 長崎市内で平和祈念礼拝
長崎に原爆が投下されてから70年の8月9日、長崎市では、市内のプロテスタント教会が加盟する長崎キリスト教協議会(長崎CC)が主催する早天礼拝、平和祈念礼拝が行われた。
朝6時半からは、長崎平和公園近くの爆心地、原爆落下中心碑前で、平和記念日早天礼拝(が開かれ、栗山尚典氏(日基教団・長崎平和記念教会牧師)が、コロサイ人への手紙3章から「光のあるうちに」と題して奨励した。
午後2時半からは、長崎市富士見町の長崎平和記念教会でユーオーディアアンサンブルによる「平和ミニ・コンサート」、3時からは「長崎被爆70年 平和祈念礼拝及び被爆70年記念誌『平和への希望と祈り』出版記念感謝礼拝」が開かれた。地元教会の賛美チーム、活水高等学校のクワイアや長崎プロテスタント合唱団などによる特別賛美、聖書朗読と祈りと共に、被爆70年記念誌編集委員長でもある竹内款一氏(日基教団・長崎銀屋町教会主任牧師)が説教。その後、牧師、信徒の代表と会衆とが交互に「平和を求める祈り」を捧げ、祝祷を長崎CC委員長の藤井清邦氏(日基教団・長崎古町教会牧師)が捧げた。
長崎古町教会の礼拝では、原爆投下の午前11時2分に1分間の黙祷を捧げた。