2015年11月01日号 4面 

リーダーのため

写真=国内各地域で、帰国者を支える地域リーダーが活動報告し、参加者で祈った。

キリスト教に出合い、受け入れることがなかなか難しい日本人でも、海外に滞在すると、心が開かれることが多い。だが問題は帰国してから。信仰を支える人がいなかったり、日本独特の教会文化につまづくなどで、教会から足が遠のくこともある。そのような帰国者クリスチャンの課題に焦点を当て、国内外の教会、団体、個人の協力で、全世界からの帰国者を迎え入れて、世界宣教の視点で成長を励ます集会「Global Returnees Conference(GRC、全世界からの帰国者カンファレンス)」。9月20〜23日、山梨県のエバーグリーン富士で開催された。帰国者の経験を共有し、メッセージなどから励ましを受けるともに、様々な観点や方法、リソース、ネットワークを用いて地域、教会、個人でできるサポートを考えた。【高橋良知】