ルポ 大きな家と小さな教会 放射能避難者がシェアハウスで暮らす 岡山・和気教会
岡山県和気郡和気町は中国山地のふもと、小高い山々に囲まれた農業地帯で、人口1万5千人ほどの町だ。奈良時代に活躍した和気清麻呂ゆかりの町でもある。この町に日本基督教団和気教会(和気郡和気町衣笠1066ノ1)がある。
牧師の延藤好英さんは、ほかに備前市の三石教会牧師も兼任。さらに山地へ片道2時間かかる真庭市で、無牧の久世教会、勝山教会の代務者を担う。
地域と歌の会を実施したり、延藤さんを始め、教会員たちが地域の働きに積極的に関わっている。
岡山県と福島県とでは、700キロ以上離れているが、和気教会にとって原発・放射能問題は遠い問題ではない。和気教会には放射能の不安から逃れてきた母子たちが集まるシェアハウスがあるからだ。
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10月6日号から4回に分けて連載します。