[CSD]2009年12月13日号《ヘッドライン》

[CSD]2009年12月13日号《ヘッドライン》

 = 1面 ニュース=
★日韓で「すっとEZRA」 出て行って福音を——青年宣教大会でアウトリーチ
★国際:気候変動枠組み条約国会議へ——国際カリタスなどアピール
★ディケンズの名作 時を超え心に響くアニメ作品に——ディズニー映画「クリスマス・キャロル」

 = 2 面 ニュース =
◎「いま連帯・団結しなければ」——「日の丸・君が代」強制中止を求めての祈り会
★バプ連盟:宣教120年で感謝・悔い改め・前進——初の教会合同の加盟を承認
★長老教会:教師養成研修プログラム作成へ
◎<召天>小畑 進氏(日本長老教会西部中会教師、元東京基督神学校教授、81歳)
★アイルランド:聖職者が児童虐待——25年に及ぶ看過をカトリック教会・政府が謝罪
★<落ち穂>信徒による宣教の始まり

 = 3 面 教界ニュース =
◎すっとEZRA in Tokyo 2009——サッカー、ライブ、分科会で日韓交流も
★「イエスが神」信じれば変わる——満堂の韓流分化宣教「ラブ。ソナタ名古屋」
★<オピニオン>アイヌ宣教史から見えてくる——北海道キリスト教史見直しの必要 記・八尋 勝

 = 4 面 ビジネスパーソン=
★BOOK:『新版 非営利組織のマネジメント』島田 恒著(東洋経済新聞社、2,520円税込)
★BOOK:『人生を立て直すバイブルの品性』長田 パンピガル 和子著(イーグレープ、1,575円税込)
★BOOK:『32歳になったら上司と部下を使い倒すことを覚えなさい!!』真田 茂人著(クロスメディア・パブリッシング、1,500円税込)

 = 5 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★CD:「The Delight of Christmas」(日本キャンパスクルセード:Tel.04-2926-0868、http://www.japanccc.org/
★DVD:「フランシスコ・ザビエル」(ライフ・クリエーション、個人用3,990円税込)
★REVIEW:『神学とキリスト教』神代真砂実ほか共著(キリスト新聞社、1,575円税込)評・関野 祐二

 = 6・7 面 教会教育特集=
★大人も子どもも「成長」誌に沿って礼拝——聖書教会連盟・七尾聖書教会
★子どもの言葉で聖書の話し——ホーリネス・木場深川キリスト教会
★教案誌あれこれ——各誌のテーマと特色
★教案誌編集事情——テキスト翻訳から日本の実情対応へ

 = 8・9 面 特集/いのちありがとうの会=
★日本宣教の発想の転換——宣教のカテーテル法を着想
★エターナルライフプロジェクトから生物学・地質学・天文学の新テキスト発刊
★「聖書による生物学」の学び会に参加して
★進化論で教会離れる若者たち——カール・カービー氏講演会報告
★創造の真実を最新資料で伝える——バイブル・アンド・クリエーションの働き
★日本伝道の鍵は創造の教理 記・赤江弘之

 = 10 面 関西だより =
★ヨーロッパの風運ぶシンガー——吉村美穂さんクリスマスを歌う
★聖書の世界の豊かさ見せる——鍋谷尭爾氏『創世記を味わう?』出版記念会
★教会が地域に放つ「光」——南大阪聖書教会のイルミネーションが人気
★ミャンマー災害支援を呼びかけ——工藤篤子チャリティーコンサート
★後を絶たない「消火器投げ込み」事件——大阪市西成区の教会にも被害

 = 11 面 クリスチャンライフ =
★<痛みに中に生きる>[子育て編:総集編]痛みある人と知り合うことから
★「ずさん捜査正して」——?痴漢?冤罪国賠訴訟 再上告

 = 12 面 全面広告=
★『巨匠が描いた聖書』——「東方三博士の礼拝」ジェンテイーレ・ダ・ファブリアーノ画

◎「いま連帯・団結しなければ」−−「日の丸・君が代」強制中止を求めての祈り会=0912130201

 「国旗国歌法」が成立して満10年。同法が成立した99年度以降、日の丸・君が代をめぐって処分を受けた公立校の職員は延べ1,100人余に達している。だが、教育現場の実情が一般にあまり報道されない状況の中で、11月28日に日本聖公会東京教区人権委員会「日の丸・君が代」強制問題に取りくむ会主催で、「日の丸・君が代」強制の即時中止を求め、強制に立ち向かう人、苦しむ人のために祈る「祈り会」~第3回信教の自由を求めて、キリスト者のつながりを~が、新宿区の聖バルナバ教会で開かれた。
 主催する聖公会の祈祷書から「夕べの祈」、讃美歌、聖書での祈り会形式をもとに、岡田明さん(JECA・主都福音教会員、都立高校教諭)、木村葉子さん(ウェスレアンホーリネス・淀橋教会員、元都立高校教諭、予防訴訟事務局)、山口美紀さん(日基教団・小金井緑町教会員、都立高校教諭)ら3人が証しした。03年に東京都が発した「10・23通達」によって当時感じた危機感やその後の強制・処分の厳しい状況などについて語り、異口同音に「いま連携し、団結しなければ、ますます自由な意思や意見が言えなくなる」と危惧を訴えた。
 祈り会で行われた学習会では、長老改革系、バプテスト系、ホーリネス系、カトリック教会の信徒のほかキリスト者平和ネットワークなども参加した。証し者の一人岡田さんは、「今日、自分の教派とは異なる形式で共に祈り合えて新鮮な共感を覚えた。まず祈り合うことの大切さを改めて実感した」と語り、参加者らも今後の連携について活発に意見交換した。

◎<召天>小畑 進氏(日本長老教会西部中会教師、元東京基督神学校教授、81歳)=0912130204

 日本長老教会西部中会教師の小畑進氏が11月26日午後11時2分に死去、81歳だった。妻の正子さん、息子の信吾さん、雄作さんは連名で、知友関係者に次のように知らせた。
 「敬愛する兄弟姉妹と共に過ごさせて戴いた、主にある81年の人生でした。今は、天の神様に直接お会いして感激していることでしょう。地上の生涯で、皆様から頂戴した数えきれないお恵みに家族一同心からお礼申し上げます。進は日ごろより家族に、『ただ主の栄光のみが現れるように』との願いから、『死亡通知はもちろん、葬儀など一切無用、直ちに献体すべし』と強く申しつけておりました。家族は父の指示通り11月27日に県立奈良医科大学白菊会に献体致します。葬儀は行いません。進は入浴中に不調となり救急車で搬送、医師の手厚い処遇を戴きながら『心臓突然死』で召天致しました。あっという間の90分間の旅立ちでした。最近は懐かしい方々にお会いすることが叶い『皆に大切にしてもらって幸せだ、もったいない』と繰り返し感謝ばかりでございました」。そして讃美歌283番5節の歌詞と共に、「本当に本当に感謝申し上げます。アーメン」と締めくくられている。
 1928年東京出身。早稲田大学大学院文学研究科修了。献身して東京基督神学校1期生として在学中から授業で教え始め、卒業後すぐに52年から昨年まで西洋思想史、東洋思想史、日本思想史、倫理学、説教学、礼拝学ほか実践神学の各授業で教鞭を執った。基督長老教会(現・日本長老教会)四日市教会、杉並教会を経て、香川県木田郡三木町の池戸キリスト教会で今年3月まで牧師。同教会を中核に西部中会が生まれた。
 今年10月29日には東京キリスト教学園創立記念日に東京基督神学校60周年を覚えての記念講演で「アテネのパウロ」と題して語ったのが、最期の講演となった。使徒の働きのアレオパゴスの記事から、一歩も譲らない真理をもって戦うことと、その真理をこの世に伝えるためにどれだけ適応するかを強調。東京基督神学校の山口陽一校長は、「聖書を原典の釈義に立ちかつこの世に弁証することは、小畑先生が神学校でずっと教え続けてこられたこと。それを体現する遺言のような講演でした」という。「献身者を生み出すことにおいて、また牧師としての心構えをさせることに関して、神のことばを語ることの厳粛さを教えられました。神の、教会の、牧師の職務の厳しさ、覚悟を教えていただきました」
 ほかに、東京基督教大学、関西聖書神学校、四国学院大学、西日本宣教学院でも非常勤講師。著書に『ヨブ記講録』『創世記講録』『詩篇講録』『キリスト教慶弔学事典』(以上、いのちのことば社)、『切支丹探偵・阿部眞造』(新地書房)、『クリスマス物語』(講談社)ほか多数。

◎すっとEZRA in Tokyo 2009−−サッカー、ライブ、分科会で日韓交流も=0912130

 「すっと EZRA in Tokyo 2009」(同実行委員会主催)では、オンヌリ教会青年ミニストリー「EZRA」が賛美やダンス、聖書劇などを披露。全体集会ではイ・サンジュン氏(オンヌリ大学青年連合本部長)、中澤信幸氏(バプ教会連合・大野キリスト教会牧師)がメッセージ。音楽ゲストは「きみは愛されるため生まれた」作詞・作曲者のイ・ミンソプ氏(オンヌリ教会青年担当牧師)、ロックシンガーのサルーキ=、シンガーの神山みさ。
 中澤氏は「5つのパンと2匹の魚」(マタイ14・13~21)からメッセージ。「パンをおにぎり1個とすると、1個にご飯粒2千、5個で1万。5千人に1人当たり2粒。これが私たちの現実」。しかし、「イエスはご飯粒1粒を私のところに持ってきなさいと言われる」と中澤氏。「私には能力も何もないと思っているかもしれない。でも、ご飯1粒でもイエス様のところに持っていくことが大切。『分かりました。持っていきます。私を使ってください』と言う準備ができているか?」と語りかけた。
 イ・サンジュン氏は使徒15章16節から「神様はあなたを探しておられる」とメッセージ。「神様はこの世の中を変える1人を探しておられる。聖書を見てもアブラハム、ダビデ、パウロなど1人を通して世の中を変えている。だが彼らは皆、自分にできるのだろうか?と思っていた人だった」
 「大切なのはその人の個性、能力でなく、その人が神の御手の中にあること」とイ氏。「神様は皆さん一人ひとりを愛し、大切に思っている。全身全霊をもって礼拝し、この時代を変え、日本にリバイバルをもたらしたいと考えている人は前に出てきてほしい」。そう招くと、参加者の半数が前に進み出た。
 また青年宣教、職業・進路、性・恋愛・結婚・ドラッグ、ワーシップ、献身、宣教ツールなどをテーマに34の分科会が開かれた。シンポジウム「青年の青年による青年のための伝道」では、青年伝道を担う団体、教会のスタッフ、牧師が、今の日本での青年宣教の現状を分かち合い、教会が青年を獲得するにはどうしたらよいか、青年宣教のための互いの連携についてなど、参加者らと率直に意見を交わした。
 2日目は日韓交流サッカー大会やタレントショーが行われるなど、日韓交流を意識したプログラムも。お昼にはEZRAメンバーと一緒に食事をする日韓ランチが大好評。片言の日本語、韓国語で語り合ったが、友達になってメール交換する光景も見られた。
 実行委員の1人は「分科会の内容が充実していただけに、参加者が少なかったのが残念。様々な反省がありながらも、この大会を祝福してくださった神様に感謝します」と感想を語った。