[CSD]2011年12月18・25日号《ヘッドライン》

[CSD]2011年12月18・25日号《ヘッドライン》

 = 1面 ニュース=
★クリスマス・メッセージ:どん底からのスタート 記・松本雅弘
★望郷の仮設住宅にも聖夜の灯——福島県・三春町の仮設住宅で追悼式とクリスマス点灯式

 = 2 面 ニュース=
◎第1回介護甲子園に練馬キングス・ガーデン優勝——希望を叶える個別ケア評価
★日本長老教会:東北宣教への第一歩を承認——牧師厚生の具体策めざし拡大厚生委員会を新設
★バックストン聖会:バックストン自らが傷を負いつつイエス様の夢を見続けた
★被災地の牧師に休みを——DRCネット/CRASHが説教支援プロジェクト
★都心に365日祈りと礼拝の拠点——東京プレヤーセンターがOCC内に開設
★<落ち穂>ウィリアム・ブレイク版画展での「ヨブ記」

 = 3 面 =
★<竜馬をめぐる人々>[70]坂本直寛の章:29——水害請願委員の総代として上京 記・守部喜雅
★<オピニオン>神の宣教にとっての困難 記・品川謙一
★北朝鮮:韓国のクリスマス電飾に警告——「軍事境界線に点灯すれば報復」と
★北朝鮮:人道援助は無条件で継続すべき——韓国カトリック救援団体が声明
★イベント・集会情報

 = 4・5 面 回顧と展望=
★東日本大震災:救援活動に教派超え連携——真価問われる隣人への奉仕
★東日本大震災:震災情報に交流サイトが活躍——伝道へのIT活用が飛躍——

 = 5 面 =
★「君が代」強制 大阪府が条例化——最高裁 教員処分の見直しなるか
★若者主体の動きが活発化——2012年第1回青年伝道会議開催へ
★影響大きい「砂川政教分離裁判」後——公有地上の宗教施設どう扱う? 記・櫻井圀郎

 = 6・7 面 回顧と展望◆原発事故/環境 =
★東日本大震災と新しいライフスタイルの再発見——ポスト3・11とクリスチャンの生き方 記・住田 裕
★原子力利用は非地上的なものを操作する誘惑——人間の制御を超えた力の危険 記・木村葉子

 = 8 面 全面広告 =
☆クリスチャン企業・キリスト教主義学校ほか

 = 9 面 信仰と仕事=
★瀬尾雅之さん([有]S.E.O.代表取締役社長)[上]——「聖書を土台に経営する」と宣言
★<『もしドラ』教会編>[14]使命を考え抜くリーダー 記・千葉雄志

 = 10 面 関西だより=
★クリスマスの精神をお茶で伝えたい——関西聖書学院でクリスマス茶会を開催
★CBMC:ビジネスマン伝道のポイント——弟子訓練センター
★OCC:グスペルフラ、手話も身につけて——カルチャースクール開講
★クリスマスワーシップコンサート開催——京都シャローム

 = 11 面 伝道・牧会を考える=
★ケープタウン決意表明(11)——私たちが愛する主のために?
★<小さき人々のパラダイス>[10]共働学舎の挑戦?——農場に影響を与えたIさん? 記・佐原俊幸

 = 12 面 レビュー=
★CD:「Lyre2011~共に」Lyre(いのちのことば社、1,200円税込)——
★CD:「SPECIAL TREASURE」(いのちのことば社、1,500円税込)
★Movi:「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」(1月28日より公開、http://pandorafilms.wordpress.com/roadshow/yellow/)
★Movi:「サラの鍵」——存在したいのちへのカタルシス(12月17日より公開、http://sara.gaga.ne.jp)

==クリスマス特別増大号 第2部==
 = 13 面 ひと・証し=
◎教え子らの賛美に送られて——三谷幸子さん102歳 音楽葬でお別れ

 = 14・15 面 東日本大震災・今後の課題=
★依存症に陥る被災者、福音に求めも——現地教会ネットワーク初会合
◎緊急の必要は妊産婦・乳幼児の疎開——飲料水や放射線量計提供で地域支援

 = 16 面 全面広告=
☆東北ヘルプ=仙台キリスト教連合支援被災ネットワーク
公式Webサイト http://tohokuhelp.com/

 = 17面 神学/震災=
★東日本大震災を神学的にどのように受け止めるか——聖学院大学シンポジウム★現代日本の危機とキリスト教 日基教団が緊急シンポ——教会・神学・教育・福祉から震災を問う

 = 18・19 面 クリスマス スペシャル=
★被災者へクリスマスソックスをプレゼント——30教会40企業が協力しジョイスタ大作戦
★クリスアマス待ち望む絵本
★今年はLEDでクリスマス——成城キリスト教会
★B・ボーマン氏が演奏とクリスマスメッセージ——国会クリスマス晩餐会
★クリスマスツリー見たさに訪問者続々——会堂を素敵に飾り付け
★祈り心でクリスマスも装飾——(有)S.E.O.
★合同で駅前キャロリング——田園都市線の沿線教会が協力

 = 20 面 若者たち/夢(ビジョン)を受け取る=
★与える夢を持つ——グローバル・リーダーシップ・サミット世界初のユース大会
★教会のビジョンへ人々を導け——ワーシップジャパンカンファレンス2011

 = 21 面 特集/新刊著者に聞く現代=
★若者伝道へ執筆10年『スタート・アゲイン』上下巻——現代を生きる感覚で 著者・石川ヨナさん
★神との縦軸関係があればぶれない——中野雄一郎vs佐藤

 = 22・23 面 読書特集=
★書籍:『原発とキリスト教』新教出版社編集部編(新教出版社、1,680円税込)
★書籍:『スタート・アゲイン 上』石川ヨナ著(フォレストブック、1,200円税込)
★書籍:『ヘンデル・メサイアの歌詞に学ぶ』富田頴子著(キリスト新聞社、1,470円税込)
◎「状況ではなく、僕の心を変えた神」——ニック・ブイチチさんの自伝が邦訳出版
★PBAセミナー 栄養学と聖書から長寿の祝福を語る——『神のデザインによる医療』の共著者・柏埼良子さん
★ちいろば牧師榎本保郎召天35年企画
★ヴォーリズ夫人の生涯を描いた小説——『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々』玉岡かおる著

 = 24 面 教会=
★閉鎖の危機から教会再建へ——日本基督教団深谷西島教会



◎第1回介護甲子園に練馬キングス・ガーデン優勝−−希望を叶える個別ケア評価=1112180201

 ?介護から日本を元気にしたい?と企画された「第1回介護甲子園」(主催・社団法人日本介護協会)の決勝大会が11月27日、東京・千代田区の日比谷公会堂で開催され、社会福祉法人キングス・ガーデン東京(泉田昭理事長)の特別養護老人ホーム練馬キングス・ガーデン(中島真樹施設長)が最優秀施設に選ばれた。
 慢性的な人手不足と言われる介護業界を盛り上げるため、先進的な取り組みを紹介し、互いに高め合い、介護が若者にとってあこがれの仕事になるように、という趣旨。
 キングス・ガーデンは聖書に基づき、「夕暮れ時に、光がある」(ゼカリヤ14・7)、「砂漠を主の園のようにする」(イザヤ51・3)、「主に仕えるように高齢者に仕える」(マタイ25・40)の3つの理念を掲げ、茨城県水海道市(現・常総市)に最初の施設ができてから今年でちょうど30年。練馬キングス・ガーデンは先ごろ開設15年を祝ったばかりで、これまでの取り組みが高く評価されたうれしい受賞となった。
 第1回介護甲子園には全国から135の施設がエントリー。ウェブサイト上に掲出したプレゼンテーションビデオを見た人たちによるネット投票で、練馬キングス・ガーデンは東京で唯一ベスト5に選ばれた。同施設では数年前から、これまでの特養にありがちだった画一的な流れ作業的ケアに疑問を持ち、一人ひとりを愛し大切にできる「個別ケア」を目指し、▽おむつではなくトイレでの排泄▽最期まで安心して過ごせるターミナルケア▽好みの時間の食事提供▽より自立した生活を目指す生活リハビリ▽夢を叶える一泊旅行▽機械浴を撤廃し、ゆったりと入れる個浴化と浴室改修など改革を進めてきた。
 決勝大会では入居者の森川初枝さん(93)と職員たちが舞台上で、利用者の希望を一緒に叶える大切さに気づき、これまで要介護状態ではできにくかった旅行や外出などを個別に企画し実施してきた実践例などを寸劇で紹介。2千人の来場者の投票でトップに選ばれた。

◎教え子らの賛美に送られて−−三谷幸子さん102歳 音楽葬でお別れ=1112181301

 「三谷幸子先生は、常々このように言っておられました。『皆さん、この地上にあるもので、天国にまで持って行けるものは、賛美だけよ!』|まさにその通りであると思います。先生は、賛美する心、賛美する技術、神をほめたたえて歩む生き方を、私たちに示してくださいました」
 10月17日、東京・世田谷区の同盟基督・世田谷中央教会で執り行われた「三谷幸子先生お別れ会」で、説教した藤原導夫さん(JCC14回卒業生、バプ教会連合・市川北バプテスト教会牧師)はそう切り出した。そして、自分を誇ることなく、?ただ神の栄光のためにのみ?生き、へりくだって歩む|そんな故人の姿を、どこにあるのか分からないほど質素な墓に葬られ、『キリスト教綱要』の締めくくりにただ一言「神を賛美せよ」と書いたカルヴァンに重ね、詩篇150篇を朗読した。
   
 三谷幸子さん(190902011、同盟基督・中野教会員)。日本の賛美歌作家・音楽伝道者の草分けである三谷種吉(186801945)の次女として神戸に生まれ、米国で音楽を学び、帰国後は教会音楽の普及に尽くした。1955年、現在の東京基督教大学(TCU)の前身、日本クリスチャン・カレッジで教会音楽を担当し、1982年に東京基督教短期大学を退任するまで27年の長きにわたって神学生たちに賛美の心を植えつけ続けた。晩年は埼玉県草加市の老人ホーム、草加キングス・ガーデンで過ごし、今年8月28日、102歳で天に召された。密葬は草加キングス・ガーデンで行われたが、遺言に従い、教え子たちが集まり音楽葬として正式な「お別れ会」を催した。
 プログラムは生前、幸子さんが遺言していたもので、クワイヤーが「新しき歌を主に向かいて歌え」「主イエスの歩みし道」「シオンの山」など、三谷幸子編のクワイヤーブック『主イエスの歩みし道』に収められた曲を合唱し、会衆が讃美歌300「みそらのかなたに」、528「神の秘めたもうところに」、聖歌「ただ信ぜよ」などを賛美した。キングス・ガーデンに入るまでは教え子たちが毎年、世田谷中央教会に集まり、幸子さん自身が指揮をして、自分の葬儀で歌う曲を練習していた。「お別れ会」では、幸子さんの意を受けて同教会の牧師でTCC4回卒業生の安藤能成さんがタクトを振った。
    
 教え子たちが口々に語る思い出の中から、神への賛美と後進の指導に生涯をささげた三谷幸子さんの姿が浮き彫りにされた。生涯独身を通した幸子さんにとって、教え子たちは「みんな先生の子ども」と思っているようだ。
 東京基督教大学の立ち上げに関わった一人である湊晶子さん(前東京女子大学学長)は、JCCがTCCに移行する頃からのつきあい。「いつも三谷先生が支えてくださって、人を呼ぶ、人のつながりを作る方だと感謝しています」
 TCC、TCUを通して事務長を務めた大嶋義隆さんは、「三谷先生は陰で学校を支えてくださった。こんなに学生を愛する先生は見たことない、というくらい愛しておられた」と人柄に触れた。
 それを受け、菊池良一さん(同盟基督・南柏聖書教会牧師)は、「TCCを卒業して茨城県の教会に赴任したとき、ある朝、三谷先生から電話が入りました。『菊池君、大丈夫? 大丈夫? さっき早朝、菊池君が苦しんでいる夢を見たのよ。だから電話をかけたの』と。駆け出しの伝道者でしたから本当に励まされました」。他にも、「私はあまりピアノが上手じゃなかったんですけど、『主イエスが歩みし道』はあなたにぴったりだからと励まして、伴奏をさせてくださった」、「一番いいところでいつもミスをするのに、なんで僕を伴奏に使ってくれたのかなと思うんです。愛をもって期待してくれた。それが牧会の中でも助けになっています」という証言もあった。
 幸子さんの甥で米国から駆けつけた三谷コウジさんはアンティ・サチ(幸おばさん)の印象を?人を思いやる心?と評した。「単に音楽を教えただけでなく、人として思いやりを大切にした。小さくて華奢な女性が、その深く心を動かす声で、これほどの慰めと希望を苦難の中の人々に与えることができたことは驚きです」と。
 神を賛美する心は、人を生かす牧会の心、牧会者を育てる思いやりと一体なのかもしれない。

◎緊急の必要は妊産婦・乳幼児の疎開−−飲料水や放射線量計提供で地域支援=1112181501

 福島の避難所や仮設住宅に支援活動をしてきた関係者らは、原発周辺からの避難者らの受け皿になり、心のケアにもあたってきた。「ふくしま教会復興支援ネットワーク」の久場政則氏は、「?見えない津波?で今も苦しんでいるのが福島の状況。すでに相当の被曝をしていることは確か。ベストは避難だ」と話す。特に放射線量の高い地域では、妊産婦や乳幼児はすぐにでも疎開するべきだという点で各ネットワーク関係者の見方は一致している。幼児や小学生は、週末や連休、春休みなどを利用した一時避難でもした方がいいという。
 その理由を、東北ヘルプの川上直哉氏は、「普通に生活することが必要だからです」と説明する。「子どもたちが土を触り、町を歩き、駆け回るようなことをしてもいい所に行かせて、1日でも2日でも過ごさせてあげたい。福島の子どもたちはそんな当たり前のことができずに室内で過ごさざるを得ずストレスがたまっています」
 東北ヘルプでは、青森のキャンプ場と協力して一時疎開の計画を進めている。川上氏は、青森に限らず広く各地に親子の一時受け入れの協力が必要、と訴えた。会議終了後、DRCnetでもこの課題を重く受け止め、福島のネットワークなどと連携を取りながら、どのようなかたちで疎開のニーズと全国の諸教会の受け入れを橋渡しできるか、検討していくことを話し合っている。
 これに関連して「FUKUSHIMAいのちの水プロジェクト」の坪井永人氏からは、「子どもだけで10万人、保護者も含めれば30万人が疎開の必要がある」との試算も出された。坪井氏は「1歳未満の乳幼児と妊婦は全員が避難すべき。被曝した幼児の健康診断など本来は行政がやるべきだが、問題は遅いこと。政府ができないなら教会や医師会がやるべきだ」として、「全国のクリスチャン家庭にホームステイを提案したい。キリスト教会全体で幼児の避難について協議すべきです」と提言した。
 子どものケア訓練プログラムを提供しているクラッシュジャパンのジョナサン・ウィルソン氏からも、「教会は悩みを聞くこと(心のケア)や、子どもたちの世話になれている。幼児の疎開受け入れに適性がある」と発言があった。
 坪井氏は、「宮城、岩手は?大変な災害だった?。福島はいま現在?大変な災害だ?と現在形。感情的な言葉だと思われてしまうが、『子どもたちが死のうとしている』というのが実感だ」と言う。行政が大丈夫だと言っても、子どものいる家庭では不安で水道水を飲ませられないとして、これまでに300トン(500ミリリットルのペットボトル60万本)の飲料水を配布してきた。インターネット放送で命を守る情報を提供したいともいう。
 それに対して「郡山教会復興支援ネットワーク」の大田尾達三氏は、放射線被害に関する福島県民の複雑な心境を報告した。「郡山市でも放射能の線量がかなり高いところがあるが、教会の中でも温度差があります。放射能の話はもうしないでくれという信徒の声もある」と。同ネットワークではDRCnetから線量計10台の提供を受けて地域住民の必要に貢献し、教会が自治会で評価されているという。大田尾氏は、正しい情報の啓発が必要だと感じている。
 いわきCERSネットでも「放射能と安全な食料」講演会を開催するなど、地域住民の不安への対応に努めてきた。現在、東北ヘルプと共同で大型の放射能測定器を導入し、食品の放射線量測定に取り組むことを計画している。
 11月14日に福島県全体のネットワークとして立ち上がった「福島県キリスト教連絡会」では、放射能の問題をどう受け止め、どう協力できるかを課題の中で取り上げており、声明を出すことも話し合っている。住吉氏は、「福島は米や物が売れず徐々に沈没していっている。何とか食い止めなければ」と危機感を募らせている。

◎「状況ではなく、僕の心を変えた神」−−ニック・ブイチチさんの自伝が邦訳出版=1112182301

 「僕には腕も脚もない。けれど、『できること』に感謝すれば、人生に『限界』はない…」
 生まれつき両手両足がない先天性四肢欠損症をもつ、オーストラリア出身のニック・ブイチチさん。だか、彼は何事においてもポジティブで、決してあきらめない。彼は今、世界約30か国で講演し、インターネットを通しても自身の体験を語り、世界中に生きる希望のメッセージを発信している。そんなニックさんの生き様、体験談が綴られた『それでも僕の人生は「希望」でいっぱい』が邦訳出版され、話題を呼んでいる。
 とはいえ、生まれたばかりの時は、本人も両親も、絶望のどん底に落とされた。「大変残念ですが、腕だけでなく足もない状態です」と医師からく告げられたニックさんの父は、ショックで言葉が出ず、母は赤子を抱くことができなかった。
 物心がつき、自分に両手両足がないことが分かってくると、ニックさんは「どうして神様は他の人のように、僕に手足をくださらなかったのか」と、神様に向かって怒るようになった。10歳の時には自殺まで試みた。だが、死を思いとどまらせたのは、「もし僕が死んだら、両親、きょうだいに一生大きな痛みを負わせることになる」という思いだった。そのくだりは読んでいて痛々しい。
 だが、15歳の時にヨハネの福音書9章の御言葉と出合う。盲目に生まれついたのは誰のせいか、という質問に対しイエスは、「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです」(3節)と答えだ。その御言葉に触れたニックさんは「この聖書の言葉を読んで、すべての答えをいただいた。神様は状況でなく、僕の心を変えてくださった」と語る。
 ニックさんは、「手や足がないことも含め、すべて前提として受け入れ、自分を変えることで自分の周りや自分自身の未来を変えていける」と語る。
 人生に行き詰まった時、迷いが生じた時にこの本を読めば、きっとあなたもニックさんのように前向きになれるだろう。