[CSD]2002年3月3日《ヘッドライン》

[CSD]2002年3月3日《ヘッドライン》
 = 1面 =
◎米ウィロークリーク教会の信徒育成教材が邦訳出版——「ネットワーク」教材に注目
★冬季五輪:米国2女性選手らの証し「スポーツ・スペクトル・マガジン」誌に
★<召天>松木 祐三氏(ホーリネス・八王子キリスト教会牧師)
★モルモン教が米国5大教派の一角に
★<「信仰」という名の虐待>[7]牧師の高ぶりを助長する信徒たち 記・パスカル・ズィヴィー
★<落穂抄>延期勧告の中のイスラエルツアー

 = 2 面 =
★韓国「占領下強制動員被害真相究明」法案——国会公聴会で問題点含め証言 記・西川重則
◎神奈川の同盟基督7教会が信徒伝道者養成校を開校——共に教会形成担うため
★青年に献身のチャレンジ——日本ケズィック初のユースコンベンション
★聖書協会世界連盟:聖書の訳出2287言語に
★<論説>教会の要となる役員の務め——教会形成に参与する認識を 記・岡村 又男

 = 3 面 文書伝道特集=
★ちらし寿司のようなチラシ・トラクト——「ホサナ・グッドニュース」
★塩味の効いたブラックジョーク——「ジョークのささげもの」
★愛知県下の正統的な教会を全部紹介——未信者向け「チャペルガイド あいち」

 = 4 面 =
★『レフトビハインド』の邦訳出版に思う——米の宗教右翼イデオロギーに基づいた終末論的空想話 記・後藤 敏夫

 = 5 面 教会教育特集=
★児童版月刊新聞「らみい」が5月号マンガ雑誌へ大改訂——教会学校を元気に
★愛し愛され弟子化訓練のミュージカル——愛隣チャペルキリスト教会学校
★若いお母さん支援 来るだけでいやされる——JECA・菅キリスト教会母と子の教室
★学校の週5日制に教案誌「成長」が提言
☆春のキャンプセミナーガイド

 = 6 面 全面広告=
☆ナオス世界宣教聖会
2002年3月19日~21日

 = 7 面 医療特集=
★医療者のケアの重要性説く——太田病院 武知由佳子医師
★患者の自己決定権を尊重——聖隷三方原病院
★看護士をやめたいと祈ったが・・・ 坂本紀子さん
★科学的手法で東洋医学を研究 森ノ宮医療医学園理事長・森 俊豪さん

 = 8 面 関西だより=
★夫婦で始めた文書伝道の火は夫が守る——癌で召された神戸キリスト教書店の藤本敬恵さん
★森 祐理さん刑務所で慰問コンサート
★筋ジスと折り合いつけて生活する 勝守政子さん
★中東情勢テーマにVIP関西——黒田禎一郎さんの講演に110人
★<牧師室訪問>茨木キリスト福音教会牧師 永井基呼さん
★スポーツで交わり互いに知り合う——関西の6神学校交流会

 = 9 面 =
★新約聖書に魅せられてギリシア語小辞典4度目の改定——織田 昭さん
★ミンダナオ島あどない・いるえクリスチャンセンターのジョン君の手術成功——
★5月に神戸で500人の「ゴスペルワークショップ」
◎<北から南から>埼玉:教会でストリートミュージシャンフェスタ
★スイス:教界からも国連加盟賛成キャンペーン
★<CDの時間>「EXTRAGANT WORSHIP」ダーリン・チェック

 = 10 面 生活のページ=
★<あの日のメッセージ>なまぬるい愛から  記・大嶋 奈緒美
★<真っ向勝負>質問:選挙の時はどうすればいい? 回答者:井上賢二郎
★<今週の本棚>『愛のことば』ゲーリー・スモーリーほか著(ファミリーネットワーク、1600円)
★<今週の本棚>『聖なる、傷のない責められるところのない者』藤巻 充著(日本ホーリネス教団、1800円)
★<今週の本棚>『十字架の道をたどる40の黙想』ウォルター・ワンダリン著(いのちのことば社、1600円)
★<情報クリップ>催し情報ほか



米ウィロークリーク教会の信徒育成教材が邦訳出版−−「ネットワーク」教材に注目0203030101

聖書的に機能する共同体としての教会形成で急成長し、注目されているウィロークリーク・コミュニティー教会(米国イリノイ州ディアフィールド)の信徒奉仕者の育成教材「ネットワーク」が、3月25日に邦訳出版される。同日都内で開催される発売記念セミナーは、1月にクリスチャン新聞など教界紙で発表以来、1か月で定員の100人に達し、すでに締め切る人気。聖徒たちを整え奉仕のわざをさせる「教会」のあり方の、本質を問いかける提起となりそうだ。  ウィロークリーク教会といえば礼拝に演劇などのイベントを採り入れた前衛的な試みで知られる。だが同教会のビル・ハイベルズ主任牧師は、著書『教会の再発見』(いのちのことば社)の中で、イベントは「人々が教会に来やすくするための準備段階的な集会」で、目指すのは、形骸化した組織から脱却した「使徒の働きに出てくる真の教会である」と述べている。
 その具体的な要素の核心が、信徒が自分の霊的
賜物を発見するのを助け、彼らを整え、動かし、励まし、解放して、伝道を前進させる「聖書的な牧会」だという。その理念を実施するため同教会が94年に出版したのが「ネットワーク」教材で、英語圏ではすでに広く導入されている。そうした評価を知る牧師らが「ウィロークリークネットワークジャパン」(宮本安喜事務局代表)を立ち上げて発行元となり、日本語版を福音社から発刊する運びとなった。
 教材は▽講師ガイド▽参加者ガイド▽コンサルタントガイド▽実施ガイド▽OHPマスター▽ビデオ2本(導入編、面談トレーニング編)で、初版500セット。導入は教会ぐるみなので、参加者ガイドは参加人数分を別売する。
 内容は?発見?面談?奉仕の3ステップ。まず、各信徒がどのような分野に情熱を感じているかや、一人ひとりの霊の賜物、働きの傾向(仕事優先型か人間優先型かなど)を、アンケートで浮き彫りにする。信徒が自分の賜物を発見し、熱意をもって取り組める分野や、自分がどういう傾向の働き人かが分かってくると、それに合う奉仕を喜んですることができる。神が与えた傾向性を生かして用いるという考え方だ。発見された情報を踏まえてコンサルタントと面談し、自分に合った奉仕の可能性を話し合う。
 ビデオではハイベルズ牧師が経験を語りながら、教会で生じた問題やどう解決したかなどを紹介。霊の賜物を生かしていない奉仕がいかに信徒をむなしい思いにさせるかを説き、数千人の信徒たちが情熱をもって奉仕しているウィロークリーク教会のカギが、各自の霊の賜物や情熱にふさわしい働きの場を見つけ、その役職に就けたことにあると語っている。
 事務局代表の宮本氏はオーストラリアで様々な教派の教会が「ネットワーク」を導入しているのを見て、かつて牧会していた教会で試したことがある。その経験から「教会がビジョンをもち、その構想の中で手段として使えば効果的」という。
 「ネットワーク」教材は定価2万2千円(02年6月30日まで1万9千800円)、参加者ガイド千円、各税別。問い合わせはTEL042・526・7342、eメールはjph@yk.rim.or.jpまで。

神奈川の同盟基督7教会が信徒伝道者養成校を開校−−共に教会形成担うため0203030202

証し・伝道のできる信徒伝道者、教職者と共に教会形成を担う信徒の育成を目的とした教育訓練機関「ジョイフルクリスチャンセミナリー(JCS)」(斎藤篤美校長=衣笠中央教会牧師)が、神奈川県三浦半島にある日本同盟基督教団の7教会の協力で設立される。
 斎藤氏は「信徒の信仰が成長し、各教会で牧師をヘルプできる信徒が増えることを願っています」という。教会を立てあげていく上で、牧師だけではなく、信徒の役割の重要性を語る。
 三浦半島内の7つの教会は、15年ほど前から毎年合同でクリスマスに合わせ、伝道集会「ジョイフルクリスマス会」を開催。この集会のために各教会から一人ずつ信徒が集まり委員会(ジョイフル委員会)を重ねてきた。4年前からは「もっと協力関係を深め、『宣教』について学ぼう」という声があがり、信徒を中心とした「宣教大会」を開いている。
 3年前の「宣教大会」の講師、岡村又男氏(横須賀中央教会牧師)が、「この大会を発展させた、信徒伝道者養成の場を作ってはどうか」と投げかけたのを受けて、牧師を加えたジョイフル委員会で検討の結果、JCS設立が決まり、7教会に属する9牧師が担当して開講することになった。
 JCSは信徒伝道者コースと一般コースがある。基礎科目(信徒伝道者コース必修科目)は▽▽組織神学▽新約学▽旧約学▽説教学教会史▽聖書各書▽宣教学。実践科目は▽政治と宗教▽教会学校▽伝道(家族、友人、職場)▽人間関係▽子育て支援▽カウンセリング▽祈り、デヴォーションなどが予定されている。
 同教団・横須賀中央教会を会場として4月から開講される。夏期集中講座、特別講演、宿泊研修なども計画している。
 1科目1万2千円(90分×12回)。複数科目の受講可。参加資格は、日本同盟基督教団に属する教会の教会員、あるいは福音主義信仰に立つ教会の教会員で、高校生以上の人(牧師の推薦状が必要)。
 問い合わせはFAX0468・27・1012(日本同盟基督教団横須賀中央教会内JCS事務局)。

<北から南から>埼玉:教会でストリートミュージシャンフェスタ0203030904

埼玉県・所沢に出没するクールなストリートミュージシャンたちが、教会に集合・・ヴィンヤードクリスチャンフェローシップ所沢(荒木稔久牧師)は2月9日、所沢駅前で歌う10代から20代で結成された、クリスチャンではないストリートミュージシャンを招き「ストリートミュージシャンフェスティバル」を開催した。彼らは思い思いに自作の歌を披露。教会のメンバーは若者たちの熱唱に盛大な拍手を送った。
 土曜日夜に、所沢駅東口で2年間歌い続けている大学生の2人組「THE OUR YOUTH」が歌う。会場から「すごく上手。アンコール」の声が上がる。「そんなに歌ってほしいか。じゃあ、この曲で締めよう」。うれしそうな姿が印象的だ。
 ほかに高校生の2人組「星」と、大学生とフリーターの3人組「ぼくら」が参加。「緊張してます」と言いながら、ラブ・ソングを中心に気持ちよくオリジナルを披露。「乗ってくれたんで、全然違和感ない。何回でもやりたい」と「ぼくら」のリーダーは言う。
 荒木牧師と駅前でストリートミュージシャンをしている会社員・伊澤俊一さん(同教会員)の中年組も飛び入り参加。一緒にゴスペルを歌うなど会場は一体となり、コンサートは盛り上がった。
 きっかけは同教会と友好関係にあるルイス・ラウさん(OMF宣教師)が、所沢で伝道する中で、路上で歌う彼らの歌を聞いてから。とても感動し、缶コーヒーをプレゼントしたりして友だちになり、しばらくして「ぜひ、教会で歌って欲しい」と話をもちかけた。
 司会を務めた松平義宏さん(ライフミニストリーズ伝道部門コーディネーター)は「彼らにも教会にも、歌を通じて伝えたいものがある点で共通している。今まで一緒にやったことなかったのがむしろ不思議なくらい」。彼らをよく知る伊澤さんは「路上では歌いっぱなしで、彼らの顔の表情はとても暗く、ニコリともしない。でも今日はうれしそうだった。教会が温かく迎えることで『おれたちは受け入れられている』と感じたのでは」と感想を述べた。
 所沢駅近辺には今、主に10代から20代のストリートミュージシャンが10組ほど路上で歌っているという。荒木牧師は「彼らに場所を提供することで、教会の敷居も低くなる。今後もこういうイベントを続けていきたい」と語った。