[CSD]2002年12月22日《ヘッドライン》

[CSD]2002年12月22日《ヘッドライン》
 = 1面 =
◎クリスマス・メッセージ:「飼い葉桶の救い主」榎本 恵
★JIFH現地レポート:救われるアフガン人多く——現地スタッフら大胆に証し
★冬のイルミネーションが見学ツアーの目玉コース——恵みシャレー軽井沢
★<落穂抄>厳しい中でも「感謝会」

 = 2 面 =
★天皇制の復権 許さない——JEA信教の自由セミナーで李仁夏氏
★「政治に関心もとう」——VIPクラブ祈るために国会議員ら招く
★イージス艦派遣に抗議
★<論説>笑顔の波紋を広げよう——心にゆとりのある信仰生活を 記・内川 寿造
★<神のかたち>[27]私の兄弟たちのところに行って・・・告げなさい 記・稲垣緋紗子
<情報クリップ>催し情報ほか

 = 3 面 =
★<提言>イスラームは寛容か 記・山崎 敏秋
★影教は異端ではない——中国西安の碑文解読でわかったこと 記・川口 一彦
★ケン・ジョセフさんイラク反体制会議に出席——日本の憲法と復興を紹介
★大阪で第9回韓日福音同盟定期協議会——「ナショナリズムと神の教会」主題に
★<今週の本棚>「医学とキリスト教の連携」エイトケン、フラー、ジョンソン共著(すぐ書房、3500円)評・稲葉 裕
★<今週の本棚>「まったく初めてのキリスト教」中澤 信幸著(恵友書房、600円)

 = 4・5 面 回顧と展望=
★W杯で教界も日韓協力——スポーツ伝道継続へ
★「有事法制」が正念場——信仰を内面に閉じ込め、言論も制限
★青年に宣教のチャレンジ——JEAも草の根レベル企画を展開
★危機に立つ教育基本法——「歴史教育アジアネット」で対抗
★福音派と聖霊派の「壁」低く——NCC、カトリックとの関係も再考
★カルト救出に理解示す判決——教会での「虐待」新たな問題に
★2002年 国内の動き
★2002年 国外の動き
★北朝鮮拉致問題が急転——めぐみさん「死亡」報道のなか母の信仰が周囲励ます
★テロ後イスラムへの関心高まる——研究、対話、そして祈り
★紛争激化の陰でキリスト者連帯——イスラエル対パレスチナ
★IT革命なお急加速——大容量高速通信で新局面へ
★メルボルン事件の4人帰国——「抑留され神に出会った」

 = 6・7 面 環境特集=
★「光・風・水」をテーマに会堂建築——日本基督教団・新生釜石教会
★新会堂に環境スペース設置——日本基督教・室町教会
★空気銃の町工場から環境づくりに取り組む企業へ——ミクニキカイ(株)
★WCC報告書「気候変動の被害者との連帯」——貧富の差など社会矛盾と取り組みを

 = 8 面 牧師夫人座談会=
★牧師夫人ってどんな人?
不破千津子さん・吉田千賀子さん・北美喜子さん

 = 9 面 =
★神様が示してくれた愛の実践——大分「ゴスペル・クワイア・ナイト」今年は米国テロ遺児へのチャリティ
★民間公募メンバーのグループがグランプリ受賞——ゴスペルクワイヤーフェスタ
★「この映画は弱者の味方」——映画「ふうけもん」第2回決起祈祷会
★宣教師村で光の祭典
★<今月の試写室>「めぐり逢う大地」——希望と贖罪がテーマの文芸大作 評・高梨 大

 = 10 面 ビジネスのページ=
★<信仰人スピリッツ>五十嵐 有爾さん(東京ホールセールKK会長)——へりくだりの精神が遺産
★<クリスチャンのための経営塾>[4]「プロテスタントと近代株式会社組織」宗教改革から 記・鹿嶋 春平太
★<BUSINESS BOOK REVIEW>『人を動かす』D・カーネギー著(創元社、1500円) 評・中野 雄一郎
★<私の信仰とビジネス>[4]官と戦う 記・小倉 昌男

 =第2部 11 面 北朝鮮を見つめるキリスト者=
★戦死した兄の信仰と意志を継いで——中平健吉さん(北朝鮮難民救援基金代表)
◎聖書を支えに生きる——娘の生存を信じて祈る横田早紀江さん

 = 12・13 面 クリスマススペシャル=
★フィリピン:気温30度のクリスマス——出稼ぎ者が帰国し祝う
★モンゴル:凍てつく地にも救い主——草原の国はマイナス40度
★ノルウェー:世の光としてのイエス様——一家が一同に集まる日
★自分の体験や信仰を表現——B&Aミニストリーズの町田俊之氏初めての個展
★ビデオ:「スレイライド」(チアにっぽん、1500円)
★DVD:「サイモンバーチ」ハリウッドピクチャーズ(2500)
★TV:アニメ「ストーリー・テラー・カフェ」(12月23日14:30~、テレビ埼玉38で放映)

 = 14・15 面 読書特集=
★<書評>『主の来臨を待ち望む37の黙想』ウォルター・ワンゲリン著(いのちのことば社、1800円)
★<書評>『クリスマスを楽しみに待つ25のお話とヒント』ジョン・ファラー著(CS成長センター、980円)
★<書評>『すこやかに祈る』ウォルター・ワンゲリン著(いのちのことば社、1800円)
★<書評>『神様あなたに会いたくなかった』詩・八木 重吉、画・出口 雄大(フォレストブックス、1300円)
★<書評>『はじめてのクリスマス』絵・トレーシー・モロニー、文・アリア・ゾーベルノーラン(CS成長センター、480円)
★在庫古書目録を全国の希望者に——ふづき書店
★<書評>『クリスマスのいきゃくさま』文・間所 ひさこ、絵・かさい まり(女子パウロ会、1450円)
★<書評>『クリスマスがきたよ』文・山元 眞、絵・森津 和嘉子(女子パウロ会、1000円)
★<書評>『耳をすまして』文・シスター・ウェンディー・ベケット(新教出版社、1900円)
★<書評>『あしたはたのしいクリスマス』詩・クレメント・ムーア、写真・ミニカ・スティーブンソン(小学館、1300円)
★<書評>『ひとりぼっちの気がする』まつもと まちこ著(清流出版、1200円)
★<書評>『悲しみは悲しみで終わらない』百万人の福音編集部(いのちのことば社、95円)
★<書評>『誰とも同じではない「あなた」』石井 希尚著(三笠書房、1300円)


 = 16 面 特集・地域教会協力=
★震災に生かされた毎月の一致協力の祈り——阪神宣教祈祷会
★教会未設置地域に出かけ共通トラクトを共同配布——神奈川県相模原市
★霊的器を核にして老いも若きも同卓で交わり——岡山県宣教の集い

 = 17 面 全面広告=
☆近江兄弟社——今も生きるヴォーリズの精神

 = 18 面 教会学校教師のページ=
◎中高生男子が「たむろ」する——高岡バプテスト教会「ゴーゴーヤングヤング」
★<先生☆キラッ>児童・青少年伝道スタッフが大活躍 永井真衣子・佐藤綾子・石井泉さん
★ゴーヤンは子どもたちの憧れ——人形劇を一緒に
★<ゆっくり行こう!CS教師>[4]和解しよう、今日はクリスマス 記・福井 誠
★<絵本 読み聞かせの世界>[4]『続・とっておきのクリスマス』 記・山本 優子
★<CSでできること できないこと>[4]クリスマスを共に祝う意味とは 記・杉谷 乃百合


クリスマス・メッセージ:「飼い葉桶の救い主」榎本 恵0212220101

私たちの平和の主、イエスさまの誕生をお祝いするクリスマス。皆さんはどんな思いをもってこの日を迎えられているでしょうか。
 巷では、戦争のうわさが絶えず、いつまた起こるかも知れぬテロの恐怖に、世界は言い知れぬ不安を覚えています。理不尽な国家による暴力で尊い人生を踏みにじられ、今また国交回復の名のもとに「拉致カード」などという言葉で人命が取引される。そんな異常な事態を前に、この国をやり場のない怒りと悲しみの感情が覆っています。
 経済は、もはや低迷などという言葉で片付けられるものでなくなり、働く者も、経営する者も共に先の見えない状況になすすべもなく、希望を失ってしまっています。そんな中では、きらびやかなクリスマスのイルミネーションも、あちこちから聞こえてくるクリスマスキャロルの歌声も、なんだか空々しく、むなしいものにしか思えません。2002年のクリスマスの日、私たちの周りには、そんな混迷と失意にあふれた空気が渦巻いているのではないでしょうか。  2000年前のイエスさまの誕生も、決して、明るく楽しいものではありませんでした。いや、むしろ、それは権力者たちによって翻弄され、血塗られたものであったのです。
 私たちの救い主の誕生は、ローマ皇帝による住民登録のために、身重のままの長旅を余儀なくされ、宿屋には泊まる場所もなく、飼い葉おけの中に寝かされるというものでした。(ルカ2・1~6)また、その誕生を知った権力者は、その地方の2歳以下の男の子を皆殺しにした(マタイ2・16)と聖書は語っています。 もちろんその歴史的検証は学者先生方にお任せするとしても、私たちの救い主が、まさに今この現代と同じく、希望の光などどこにも見出すことの出来ない漆黒の世に生まれてきたことだけは間違いのないことでしょう。
 私たちの救い主、イエスさまは、昔も今も変わらずこの世のただ中に、憎しみや悲しみ、そして不安とあきらめのあふれるこの世界に生まれてこられるのです。  さて皆さんは、お隣の国、韓国慶州にある「ナザレ園」という施設をご存知でしょうか。戦前、韓国人男性と結婚し、かの地へ渡り、戦後のすさまじい反日感情のもとで様々の苦労の末、老齢化し身寄りのなくなった日本人妻たちをお世話している施設です。
 今年、設立30周年を迎える「ナザレ園」には、現在30人余りのおばあさんたちが暮らしています。この施設を作られた金龍成(キムヨンスン)先生は、私の住む沖縄とも非常にかかわりの深い方です。まだ沖縄がアメリカの施政権のもとにあったころ、先生は、医者不足で悩む沖縄の離島に韓国人医師を派遣する事業に携わっておられました。
 辛酸を極めた沖縄の、またその離島の医療活動に従事してくださったのは、実は私たち日本人ではなく、韓国人の医師だったのです。
 私は、今年の6月、「金龍成先生感謝と講演の集い」という会を催し、先生とお会いする機会が与えられました。心臓の病を抱え、車いすでやってこられた先生がぽつりと言われた「社会奉仕に国境はありませんよ」と言う言葉が今も忘れられません。
 先生は、戦争中、日本の官憲にお父さんを殺され、その後クリスチャンとなり、孤児院をなさっておられました。「『天に宝を積む』『隣人を愛する』という教えは、それなりに務めているが、『汝の敵を愛せよ』という言葉にだけはどうしても応えることができなかった」。先生はそう述懐しておられます。しかし、その先生に大いなる目覚めの時が訪れます。
 それは、孤児院の前に捨て置かれたかごの中に横たわった日本人の幼子との出会いでした。凍傷に冒され、必死で看病するものの命を落としたその児に、先生は「自らの同朋であったなら、手足を切り落としてでも命を取り留めたに違いない」と涙を流し懺悔したといいます。それ以来「汝の敵を愛せよ」という言葉はまさに先生の使命となり、30年にわたり黙々と日本人妻のために働いてこられたのです。「敵国の女をなぜ助けるのか」、同胞韓国の人々からの抗議の声にも、ただひたすら「汝の敵を愛せよ」と愛の業を貫いた金先生。まさに小さなかごの中の幼子は、先生にとって真実の愛を迫る「飼い葉おけの救い主」の姿そのものだったのです。
 見渡せば、私たちの周りは、まさに真っ暗闇です。どこに愛などあるのか、どんな希望があるというのか、誰もがそう思う世界です。しかし、そのただ中に、「飼い葉おけの救い主」は、寝かされているのです。私たち一人ひとりが、その救い主に出会う時、そして、その救い主から使命をいただく時、暗闇は、光にあふれ、愛なき世界を愛が覆い、希望なき所に希望が生まれてくるのです。平和の主、イエスさまの誕生を心からお祝いしましょう。
(日本基督教団良きサマリヤ人伝道所伝道師)

聖書を支えに生きる−−娘の生存を信じて祈る横田早紀江さん0212221102

北朝鮮に娘・めぐみさんを拉致された、横田早紀江さん(福音キリスト教会連合・中之島キリスト教会員)は、神の摂理の中に身を置く。
 「ずっと聖書のことばを熱心に聞いてきた。でも、今は礼拝にも行けないし、祈ってても寝ちゃうし、いままでで一番ワルだわ」。そうあきれる早紀江さんだが、それでもいつも聖書のことばが、頭の中に出てきて、励まされているという。
 今年は小泉首相の訪朝で、激動の中に巻き込まれても「神様のなさることは、時にかなって美しい」と、早紀江さんは語りつづけ、聖書の約束を信じ、多忙な活動をこなしてきた。
 活動を続けていく中で、北朝鮮の小さな窓を開け、苦しんでいる人々に平和を伝えるため、神から使命が与えられていると思うようになった。
 娘や日本人だけの救いだけではなく、韓国の北朝鮮に拉致された 被害者・家族のため、また北朝鮮の人々の救いのために祈りはじめた。最近では、在日コリアンへのいやがらせもやめてほしいと願う。
    めぐみさんがいなくなった25年前、失意の底にいた早紀江さん宅に聖書を届けたのは、新潟の聖書を読む会のメンバーだった。その聖書を読む会は同盟基督・五十嵐キリスト教会の宣教師だったマクダニエル夫人宅で始められていた。
 当時からの友人である斎藤真紀子さん、牧野三恵さん、真保節子さんらが中心となって、2年前から月に一度、東京・新宿区のいのちのことば社で祈祷会が開催されている。すでに米国に帰国したマクダニエル宣教師夫妻は、毎年めぐみさんがいなくなった11月15日に、連絡してくる。
 「こんなにもみんなからキリストの愛を受けている。クリスチャンじゃなくても、多くの人がもてる才能をだして支えてくださっている」。早紀江さんの口からは感謝が絶えない。
   勧められてヨブ記を読み、聖書にひかれていった早紀江さんは、めぐみさんの親友の母・真保さんと共に、聖書を読む会に通い、聖書のことばを心に蓄え始めた。
 それでも、悲しみは消え去るわけではない。「聖書を読む会の帰り道に、『どうやったら死ねるかしら』と、言っていたわよね」。聖書を読む会をリードしていた斎藤さんはいう。「どうにもならないくらいさみしくて、悔しくって。生きているのが嫌で嫌で」。早紀江さんも振り返る。
 死にたいという思いから解放したのは時間だけではなかった。時間と共に、蓄えられた多くの聖書のことばが力となった。
 一番初めに心に入ってきた「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな」と苦しみの中で告白するヨブのことばは、今も早紀江さんを支える。
 「でも、本当の信仰の道は厳しいですね。聖書に感動していても、現実のつらさがあると、ピッと変換できるまでに時間がかかりますよね」
 めぐみさんが「死亡」と伝えられた直後の記者会見での発言は、多くの人々に衝撃を与えた。
 「いずれ人は死んでいきます。(めぐみは)犠牲になり、使命をはたした。濃厚な足跡を残した。まだ生きていることを信じて、続けて闘っていきます」
 早紀江さんは、この時「気が狂いそうだった」という。「私、何を言ったのか覚えてないのよ。よよっと泣き崩れる人たちをみて、金正日が(この光景を)見たらだめだと思って、マイクを取ったの」
 「これは主のみわざと思いました」「あそこで(早紀江さんも)泣いてあきらめていたら、もう終わっていた」と、友人らは口々にいう。その後、早紀江さんの発言で励まされたと電話をかけてきた人がいたり、国会議員に「あなたの哲学はどこからきているのか」と声をかけられたこともあるという。
 「哲学もなにも、普通のおばさんですよ」。それは、苦しみの中から見いだした神への信仰が養った「生き様」だ。

 東京・新宿区のいのちのことば社で開催される早紀江さんを囲む祈り会は、次回は1月17日2時45分から。?03・3413・7861(斉藤)

中高生男子が「たむろ」する−−高岡バプテスト教会「ゴーゴーヤングヤング」0212221801

JR高岡駅からバスで約10分、富山湾に流れ注いでいる庄川下流近くに福音バプテスト連合高岡バプテスト教会(渡部敬直牧師)=富山県高岡市三女子26=がある。
 同教会は毎週土曜日に「ゴーゴーヤングヤング(通称ゴーヤン)」と呼ばれる、中高生を対象にした集まりを持っている。常連メンバーは男子6人女子1人。同教会には男4人兄弟の家族が2家族おり、そのうち中高生の男子が4人いるという。
 具体的内容は近況報告とショートメッセージ、お祈り、そして特別プログラム。今までで評判が良かったのが食べ物企画。焼肉の食べ放題に行ったり、教会で生クリームをホイップしてそのまま食べたり(生ホイップ大会)、「みんなで食べる」ことが楽しいという。
 そのほか今までやってきたものは「ゴーヤン教会清掃&草むしり」「ゴーヤンあじさいを見に行こう」「ゴーヤン鮭まつり」など。何でも頭にゴーヤンと名づけて、やってしまうところがおもしろい。
 時間は午後5時から8時までだが、4時から9時くらいまでいる男子もいる。集会というよりはクリスチャンホームの男子を中心に土曜の午後、教会に「たむろ」しているといった感じだ。特にメンバーが今熱中しているのがバンドだ。教会員がギターを教えたりもするがほとんどは独学で、ワーシップソングなどの曲を、自分でコードを拾って土曜の夜遅くまで練習している。
 彼らの面倒を一手に引き受けている、同教会青少年伝道主事で東京出身の佐藤綾子さんは、「北陸の人は黙々とやる。楽しいのかつまらないのか分からない時もあるけれど、でもやり続けているから楽しいのだろうと思って見ています」と語る。
 佐藤さんが同教会に赴任したのが1年半前。しかしゴーヤンはすでに6年ほど前から存在していた。最初はお互い緊張気味だったが、最近は佐藤さんはじめスタッフともリラックスして話せるようになった。
 今年の8月、同教会にhi-b.a.スタッフの新川信旨さんを招いて1泊キャンプをした。ゲームをしたり、メッセージを聞いたり、夜を徹して新川さんと話し込むなど、有意義な時を過ごした。「1泊キャンプに参加したゴーヤンのメンバーは目ざましい成長があった」と佐藤さんは喜ぶ。
 この夏、メンバーの1人、中学3年生の廣坂洋行君が「少年の主張」富山県大会で最優秀賞を受賞した。聴覚に障害のある両親とのコミュニケーションを通じて感じたことを表現した内容で、「耳の役割もする、あたたかいまなざしに包まれ、僕たちは大きくなった」と語った。また弟で中学1年生の洸直君が松原湖バイブルキャンプに参加し、信仰決心。10月にバプテスマを受けた。
 「ゴーヤンのみんなは、今は率先して掃除をしたり、あとかたづけをしたり、子どもたちの面倒を見たりしています。彼らから教えられていることが多い」と佐藤さん。「裏方に徹しているところが、ゴーヤンの魅力です。みんな楽しそうにやっています。実はスタッフが一番楽しんでいるのかもしれませんね」と語った。