ヘッドライン
[CSD]2006年10月15日《ヘッドライン》
[CSD]2006年10月15日《ヘッドライン》= 1面 ニュース=
★山中一正著『わてらやりまっせ!』出版記念会——教会福祉のモデルとなる30年
◎イラン新政権下でクリスチャンへの迫害強まる——殉教者の娘夫婦が逮捕される
= 2 面 ニュース=
★教育基本法・憲法「改正」に危機感——各地で9条の会発足
◎愛国心は強制すべきか
★日本同盟基督教団が緊急セミナー・祈り会を開催
★「イエス様からスカウト」——露の五郎兵衛師匠 東京で公演
★<落ち穂>ジョークも新しい文書伝道に
= 3 面 クリスチャンライフ=
★子どものために作品作り——未季会ステンドグラス展
★1700人の賛美響く——第15回特別記念ユーオーディア「賛美の夕べ」
★<私の子育て失敗談>荷物を背負いすぎていませんか? 記・斎藤 望
= 4 面 ビジネスパーソン=
★幸せの絶頂期に訪れた夫の死——山本 富美子さん[中](Angel Bank代表取締役社長)
★<佐藤綾子のイキイキクリスチャン自己表現法>[18]愛の返報性
= 5 面 牧会/神学/社会=
★<私の愛国心>[2]バングラディシュで見えてきた日本 記・柳沢美登理
★<オピニオン>日本の教会が中国の家の教会に学ぶこと 記・守部 喜雅
= 6・7 面 鼎談=
★これからの教会と福祉 泉田 昭・永見健吾・野田信光
= 8 面 特集=
★近畿宣教教会会議・宣教大会テーマ曲CD完成——共に歌い ひとつになって宣教へ
◎教会開拓支援サイト公開——3年間スペースを無償提供
★「ゴスペルな」ラジオ番組KBSでスタート——毎週金曜21時40分から
★天理市でゴスペルフェスティバル——RCI天理クリスチャンセンターが主催
★藤代清治カレンダー2007——聖書画フィルムカレンダーをみことば企画が発売
= 9 面 全面広告=
☆2006近畿宣教教会会議 11月21日—23日
事務局:Tel.06-7492-5572 Fax.06-6767-2561
ホームページ http://www.kinpoden.com/2006kccm/
= 10 面 情報=
★リポート:祈りのセミナー——祈ることをやめないで祈りの勇者に
★リポート:FGBジャパン全国大会——日本のリバイバルのために立ち上がる
★寄稿:祖父の思い出
★寄稿:KGKで受けた恵み
= 11 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★MOVIE:「ワールド・トレード・センター」10月7日より日劇1ほかで公開
★BOOK:『キリストのように生きる』デニス・F・キンロー著、蔦田緑乃訳(いのちのことば社、1,050円税込)
★REVIEW:『測り知れないキリストの富』ジェリー・ブリッジス著、村瀬俊夫・横田いづみ共訳(日本長老教会文書出版委員会、1,680円税込)
= 12 面 教会=
★1500人ドリームキャンペーン募金で土地取得に成功——日本基督教団小山教会
*週刊クリスチャン新聞は月4回の発行のため、次週10月22日付を休刊とさせていただきます。次回の発行は、10月29日号になります。
◎イラン新政権下でクリスチャンへの迫害強まる−−殉教者の娘夫婦が逮捕される=0610150102
94年に暗殺されたイランの教会指導者メフディ・ディバジ牧師(アッセンブリーズ・オブ・ゴッド)の娘アミールさんと夫のフェレシテ・モンタゼミさんが9月26日、マシャドの自宅アパートで秘密警察に逮捕、キリスト教文書やコンピューターが押収された。2人は10月5日保釈されたが、起訴は取り下げられていない。イランでは新政権下で教会に対する迫害が強まっている。1979年のイスラム革命以後、イランでは原理主義政権によって教会閉鎖や伝道するクリスチャンの投獄など厳しい弾圧が続いている。特にイスラム教からの改宗には厳罰が科され、アッセンブリー、ブレザレンなどイスラム教徒にも伝道する福音的教会の指導者らが処刑された。そうした厳しい状況の中で積極的な個人伝道は続けられ、改宗者が増えていた。
ディバジ牧師は84年、冒涜・背教罪の容疑で逮捕。93年12月、イスラム革命裁判所により死刑が言い渡されると国際的に助命嘆願運動が起き、翌年1月に釈放された。しかし同年6月に末娘アミールさんの誕生祝いに向かう途中で行方不明となり、7月にテヘラン市内で遺体が発見された。同年には、ディバジ牧師の助命を国際社会に訴えたイラン・プロテスタント協議会議長2人も相次いで暗殺されている。
同国の教会関係者は次のように祈りを要請している。
1.父なる神が彼らを守り、尋問される時に語るべき正しい言葉を与えて下さるように
2.6歳の娘クリスティーンが、幼いながらもイエス様の平安、臨在、力を知ることができるように
3.圧力と困難に直面しているマシャド地域のクリスチャンたちのために
4.イスラム社会からの更なる圧力に直面しているイランのキリスト教社会全体のために。この世のすべての支配者を上回る力をもっているお方が、彼らに勇気と力を与え、迫害にもかかわらず信仰に固く立っていけるように。
◎愛国心は強制すべきか=0610150202
安倍政権の施政方針に危機感をもつキリスト教界では、緊急集会が相次いでいる。日本クリスチャンアカデミーでは、平和と人権の教育を支えてきた教育基本法が危機に瀕しているとして9月28日、宗教対話プログラム「愛国心は強制すべきか─教育基本法改定と、こころの自由侵害を問う」を開催。「教育基本法の改悪をとめよう!」全国連絡会呼びかけ人の三宅晶子さん(千葉大学教員)と元朝日新聞「こころ」編集長で宗教教育を問い直している菅原伸郎さん(東京医療保健大学教授)を招いた。三宅さんは、現行の教育基本法と政府案の変更点を解説。「教育は、不当な支配に服することなく」と行政からの独立をうたう現行法十条について「政府案では同じ文言は残ったが、愛国心を奨励する教育行政に批判的活動をする者の支配に服するなという意味に百八十度逆転した」と指摘。「教育基本法が変われば関連の法律も変わり、教育のすべてが変わる。教育改革とは、資本の論理による構造改革を教育の場にもおろし、格差社会を子どものうちからつくること」と警告。
菅原さんは、宗教の側から「愛国心」を考え、国家や組織を絶対のものと考えないで相対化する、とらわれない自在の心が大切であることを強調。「そうすれば、愛国心や日の丸・君が代を強制するなど、偏狭で危うく愚かな迷いであることに気づくだろう」とした。 同盟基督が緊急
セミナー・祈り会
日本同盟基督教団「教会と国家」委員会は、連続4回の緊急セミナー・祈り会を渋谷区幡ヶ谷の同教団事務所で開く。第1回10月13日は野寺博文氏(赤羽聖書教会牧師)が「日本の教会と靖国神社問題」、第2回10月27日は山口陽一氏(東京基督神学校校長)が「戦時下の同盟教団から学ぶ」、第3回11月10日は住吉英治氏(大井教会牧師)が「平和を作る教会の使命」、第4回11月24日は朝岡勝氏(徳丸町教会牧師)が「教会と国家 バルメン宣言を読む」の各テーマで講演する。開始は午後7時から、資料代各200円。
◎教会開拓支援サイト公開−−3年間スペースを無償提供=0610150802
3年間無償で開拓伝道用スペース提供のビジョンを実践している吉本依左生氏(ダイキインターナショナル株式会社社長、フルゴスペル大阪教会員)が、ホームページ「教会開拓支援サイト」を立ち上げた。今回公開されたサイトには8件の建物が写真付で紹介されており、すでに開拓伝道の拠点として提供されている3件の建物を除く、5件の物件が新たに加わった。吉本氏は、「『天国に宝を積みたい、主に喜ばれることをしたい』と無理なくできることを積み重ねていくうち、8棟を主が与えてくださった。所有するすべてのビルに教会が入ることを願っています。ホームページを通して、多くの人に伝わり、開拓の志のある人に申し込んでいただきたい」と語る。
サイトを開くと、建物一覧や吉本氏の信仰の証、契約条件や申し込み手順のページに進むことができる。教団・教派・年齢・経験は不問。保証金や礼金、家賃は無料。ただし、オーナーとの面談あり。期間は3年間。
教会開拓支援サイト=http://www17.ocn.ne.jp/~shalom7/
フルゴスペル大阪教会のホームページ(http://www.fgoc.org)からも入れる。