ヘッドライン
[CSD]2007年1月28日《ヘッドライン》
[CSD]2007年1月7・14日《ヘッドライン》= 1面 ニュース=
★団塊世代にチャレンジ——断食祈祷聖会2007
★世に迎合せずキリストを土台に——アッセンブリー関東西南教区で成人式
= 2 面 ニュース=
◎学生伝道困難はウソ——断食祈祷聖会2007
★不二家事件から顧みる——教会活動にも求められるリスクマネージメント 記・櫻井圀郎
★型破り牧師ホテルから転落——基督兄弟団の松沢秀章牧師死去
★聖霊は今も注がれている——第47回バックストン聖会
★<落ち穂>Y君と教会学校の思い出
= 3 面 クリスチャンライフ=
◎映画・ドラマ関係者に福音を——韓国「ロゴスフィルム」での聖書の学び会
★<クリスチャンでない夫をもつ妻たちへ>[4]祈ろうよ、の言葉が痛みとなった妻 記・神津 喜代子——
= 4 面 ビジネスパーソン=
★そして波瀾万丈の人生へ——宇佐神 慎さん[上]([株]翔栄クリエイト代表取締役社長)
★<ゴールデンルール>[8]神様の愛した数式 記・田上(たのうえ)昌賢
= 5 面 牧会/神学/社会=
★<私の愛国心>[11]日本を愛するから悪は糺す 記・石黒 イサク
★<オピニオン>いじめる子、いじめられる子に伝えたいこと 記・瀬底 のり子
★国際:フセイン前大統領の死刑執行に教界が懸念
= 6・7 面 テレホン・カウンセリング特集=
★無条件・無批判で聴く姿勢、説得ではなく気持ちを受け止めて——東京自殺防止センター
◎長時間の相談もネット電話で無料通話——LTLキリスト教会・朝生能雄牧師
★3分間のメッセージが救いに——南越谷コイノニア教会・古川第一郎牧師
★家庭礼拝にも用いてほしいテレホン・メッセージ——前橋キリスト教会・荒川雅夫牧師
= 8 面 全面広告=
☆東京聖書学院——2007年度学生募集
ホームページ http://www.jhc.or.jp/tbs/
= 9 面 イスラエル伝道特集=
★ユダヤ人伝道の極端を戒め——メシアニック会衆のアラブ人牧師語る
★旧ソ連からの救出作戦——根強い反ユダヤ主義 記・福島しのぶ
= 10 面 教会学校=
★教会学校の今日的あり方とは?——CSカンファレンス開催
★<CS分級アイデア>「信じる」ことを体験する 記・篠田 真宏
= 11 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★MOVIES:「ルワンダの涙」(1月27日公開、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか)
★MOVIES:「輝く夜明けに向かって」(1月27日公開、シャンテシネマほか)
★REVIEW:『J・S・バッハ 時代を超えたカントール』川端純四郎著(日本キリスト教団出版局、3,150円)
= 12 面 ひと=
★天国のイメージ込めてドラマ演出——イ・ジャンスさん(ロゴスフィルム代表理事、映画監督)
◎学生伝道困難はウソ−−断食祈祷聖会2007=0701280201
「断食祈祷聖会2007」初日には、「青年の今日的課題」として、佐藤義孝さん(日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト=JCCC=スタッフ)、ポール・鈴木さん(hi-b.a.派遣宣教師)などが、高校生、大学生伝道の可能性について語った。佐藤さんは自らの救いの体験を分かち合いつつ、「『学生伝道は難しい』は世界最大のウソ」と断言。「昨年1年間、都内約21大学でJCCCスタッフの個人伝道により約70人が救われた。出て行って福音を単純に伝えれば、神様が用意された魂は必ず反応する。JCCCのスタッフや学生は、聖霊によって出て行ったら何が起こるか日々現場で経験している」
課題は「出て行って福音を分かち合う人が少ないこと」と佐藤さん。「福音を伝えても信じない場合がある。でも、恐れ、あきらめて出て行かないことのほうが失敗だ」
1.拒まれてもあきらめず継続して伝道できるように、2.世界に奉仕する霊的ビジョンをもったリーダーが育つように、など祈りの課題を挙げた。
鈴木さんは「高校生の課題は何か、それに対してhi-b.a.は何をしているか」をスタッフ、高校生に聞いた内容を映像で紹介。「高校生は自分が受け入れられているかを心配している」「親との関係など人間関係が悩みの9割を占めている」「家庭に問題がある子がいる」「学校に行けていない高校生がいる」「家庭でも学校でも孤独だ」(以上スタッフ)「いじめられている子がいるが、hi.-b.aで支えられているみたい」「hi-b.aに来るといろんな高校生がいるので、そのままでいいんだと思う」などの声が聞かれた。
「共通点は、高校生たちは自分の居場所を求めていること」と鈴木さん。「なぜ、彼らがhi-b.a.に来るか。学校や社会にない温かさを感じるから、ここに居場所があるからだと思う。いじめ、自殺、無関心、男女交際など、問題はいっぱいある。でもhi-b.a.の諸集会がこれからも彼らの居場所になればと願う」と語った。
課題として1.高校生の救いと成長のため、2.働き人がもっと起こされるように、3.将来、日本の教会を支える働き人が今の高校生の中から起こされるように、を挙げた。
◎映画・ドラマ関係者に福音を−−韓国「ロゴスフィルム」での聖書の学び会=0701280301
韓国では、監督、俳優など、映画やTV関係者にも多くのクリスチャンがいる。ソウル市江南区新紗洞にある映画・ドラマ制作会社「ロゴスフィルム」(イ・ジャンス代表理事)では毎週土曜日夜、主に映画・TVドラマ関係者を中心に「神様を信じようとするすべての人々」が集まり、聖書の学び会を行っている。 06年12月30日に開かれた聖書の学び会には監督、歌手、医者、近所に住む人たちなど、約20人が集まった。集会は今回で5回目。最初に賛美歌を数曲賛美。それから一人ひとりが自己紹介をした。そのあとイ・ジャンスさんがヨハネの福音書からメッセージをした。
「人生での成功は頭が良いからできるのではない。人生は自分の努力ではなく、神様からの恵み。神の子イエス・キリストを信じることがとても大事です。神様についてもっと関心をもたないといけない」、「礼拝をささげると喜びにあふれてきて、価値観も変わり、人生も変わってきます」と、神の恵み、神を礼拝する生活の喜びなどについて1時間半にわたり、熱弁をふるった。
また、同5章からベテスダの池で、イエスが38年もの間、病気にかかっている人を、安息日にいやした個所を通し、「・死人・が神の声を聞く時が来ます。今がその時です。聞く者は生きるのです。それは、父がご自分のうちにいのちをもっておられるように、子にも、自分のうちにいのちをもつようにしてくださったからです」(25、26節)と語りかけた。
当日は、昨年、NHK・BS2で放送された韓国ドラマ「グッキ」(キム・ヘス主演)を演出したイ・スンリョル監督、ヨン様ことぺ・ヨンジュン主演ドラマ「ホテリア」を演出したチャン・ヨンウ監督も出席し、イ・ジャンスさんの話に熱心に耳を傾けていた。グッキは日本の植民地時代をへて、朝鮮戦争時下を菓子職人としてたくましく生きる一人の女性の生涯を描いた名作で、韓国では高視聴率を獲得。「ホテリア」はホテルを舞台にしたラブストーリーで、ヨン様ファン必見の人気ドラマだ。
「聖書を学ぶのは当然のことで、自然に始まった」とイ・ジャンスさん。「最初は信じていない人もいたが、今は参加者全員が信じている」とも。韓国では、クリスチャンの監督が聖書の学び会を定期的に行うことで、映画・ドラマ関係者にも福音が広がっている。
◎長時間の相談もネット電話で無料通話−−LTLキリスト教会・朝生能雄牧師=0701280602
単立・LTLキリスト教会(朝生能雄牧師)では、テレホンカウンセリング・伝道を、インターネット(ヤフー・メッセンジャーのチャット部屋)を通したスカイプを使って行っている。スカイプとは、ファイル交換ソフトの技術を応用した無料のIP(インターネット・プロトコル)電話のこと。ソフトウェアをダウンロードしてインストールし、利用者登録するだけで、マイクとイヤホンを使ってパソコンで電話ができ、スカイプ同士なら世界中どこでも通話料が無料になる。スカイプを取り入れる以前はニフティの「0DN・IPフォン」(インターネットを利用した音声通信サービス)を使っていたという。
「電話は電話代がかかりますが、IPフォン、スカイプ、メッセンジャー(リアルタイムにチャットができるツール)などは何時間話しても無料です。相談の電話を頂いても、すぐ1、2時間は経ってしまうものです。ケイタイからかけてきた場合などは、特にカウンセリングの場合、1回では終わりませんから、回数をかさねるうちにかなりの額になってしまいます。その点で、スカイプなどであれば、金額を気にせずゆっくり話をすることができます」と朝生牧師は語る。
「スカイプやメッセンジャーなどの利点は、声だけでなく字も同時に配信できる点です。肉声を使ってのコミュニケーションと共に、細かな情報を紹介したりもできます」
新時代を担う伝道ツールとして、まだまだ電話の果たす役割は大きそうだ。