[CSD]2007年4月22日《ヘッドライン》

[CSD]2007年4月22日《ヘッドライン》
 = 1面 ニュース=
★土肥衆院議員が統一地方選語る——「首長を代えたかった」
★クレイアートでイースターエッグ——バプ連盟・横浜山手教会

 = 2 面 ニュース=
◎第45回東京イースター:「復活は世界の歴史を変えた」——主講師にクリストファー・サン氏
★ノアの洪水から創造を学ぶ——クリエーション・リサーチが1日セミナー
★非戦こそ平和の実現——カンバーランド神学社会委が国民投票法案に反対声明
◎国家主義への回帰危惧——同盟基督が総会で「信仰の表明」採択
★ビリー・グラハム氏の孫がイラクで負傷
★<落ち穂>創刊40年、本紙の使命は

 = 3 面 =
◎能登半島地震:教会拠点に支援活動——JIFHがボランティアを派遣
★奴隷制度廃止200周年——WCCコビア総幹事が英首相に謝罪求める
★英国:奴隷制度廃止200周年記念事業にアフリカ系市民は反発
★<オピニオン>キリストにある台湾の友を覚えて 記・榎本 恵


 = 4 面 ビジネスパーソン=
★紙幣鑑別機製作し「スーパーK」発見——松村 喜秀さん[上]([株]松村テクノロジー代表取締役社長)
★<ゴールデンルール>[13]自己実現から存在実現へ 記・田上(たのうえ)昌賢

 = 5 面 情報 =
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★BOOK:『呼吸をするように祈るように』三井百合花著(いのちのことば社、1,575円税込)
★BOOK:『互いに語り、共に主に向かう』ポール・スティーヴンス著(いのちのことば社、1,575円税込)
★BOOK:『やさしい心で子育てできる31のヒント』本間江偉子著(フォレストブックス、1,050円税込)
★REVIEW:『嘆きは踊りに変わる』ヘンル・ナウエン著(あめんどう、1,785円税込)評・工藤信夫

 = 6・7・8 面 ビック対談/羽鳥 明・山北 宣久 =
★日本宣教の過去・現在・未来——移り行く時代の中で変わらないもの・変わるべきもの
★電波伝道、クルセード、深みの伝道…——教派を超えたネットワーク 命で溢れる教会を

 = 9 面 検証/ラブ・ソナタ =
★ハ・ヨンジョ氏に聞く:日本が変われば世界が変わる——文化伝道で日本に福音を
★実践的学び中心のセミナー——ラブ・ソナタ大阪の内容固まる
★7月にラブ・ソナタ東京開催へ——5月15日に説明会

 = 10 面 教会学校 =
★バルーン・アートに込めたメッセージ——子ともたちにクリスチャンの夢を伝えよう
★教会学校をいきいきと——CS教師セミナー2007開催
★<CS分級アイデア>色紙使って切り抜きしおり 記・石橋えり子

 = 11 面 クリスチャンライフ =
★イースターに感謝込めて交番訪問——単立・恵みの森キリスト教会
★オーストラリアで青年キャンプ(ティーンズ・イン・ミッション主催・8月9日開催)の参加者募集
★<私の子育て失敗談>私、女優をやめます! 記・斎藤 望

 = 12 面 教会 =
★主のためなら出来る、「教会の体質改善」——日基教団・勝田教会



◎第45回東京イースター:「復活は世界の歴史を変えた」−−主講師にクリストファー・サン氏=07042

 今年で第45回を迎える「東京イースターのつどい」(同実行委員会、都内近県協力教会主催)が4月8日、場所を昨年まで会場だった東京・渋谷区の青山学院講堂から新宿区百人町の淀橋教会に移して開催。音楽と証に全盲のピアニスト・バリトン歌手の北田康広氏、メインスピーカーに昨年の「第5回首都圏キリスト教大会」主講師のクリストファー・サン氏(米巡回伝道者)が立った。当日は約850人が集い、28人が信仰決心をした。  サン氏はマルコ16章14、15節から「世界の歴史を変えた日」と題してメッセージ。「人間は生きること、死ぬこと、健康であることなど、歴史を通じていつも人生の意味について考えてきたが、人間的な知恵、方法で求めたため、真理を知ることができなかった。しかし、イエス・キリストだけが『私が道であり、真理であり、命である』(ヨハネ14・6)と語られた。真理を与え、この世界を変えることができるのは復活の主イエス・キリストだけだ」と語る。
 サン氏は、イエス・キリストの復活は作り話でなく歴史的事実として起こったことを強調。その上で、復活が私たちとどうかかわりがあるのかを説いた。
 「第1に、イエス・キリストの復活の命によって私たちを全く新しくすることができる。人は全世界を手に入れても、真の命を損じたら何の得もない。新しい人となるために主の前に出るべきだ。第2にイエスが神の右の座にあって私たちのためにとりなしの祈りをしてくださる。イエスが十字架に架かってくれたことで、私たちを助けることができる。第3にイエスは私たちに復活の命を与え、サタンの力をうち破れるようにしてくれる。第4にイエスが永遠に私たちと共に歩んでくださる。たとい暗闇の中を歩んでいても、見守っておられる。第5にイエスが天に昇ったのと同じ姿で再び地上に来られる」
 この5つのポイントを挙げ、「皆さんは準備ができているか」とチャレンジ。「最後の裁きを避けられる人は誰もいない。すべて見るまで信じないのは遅すぎる。今日、復活のイエス・キリストがあなたの名前を呼んでいる。待たないで、イエスのもとに来ましょう」と会衆に語りかけた。すると招きに応じ、決心者を含め、多くの人々が講壇の前に進み出た。

◎国家主義への回帰危惧−−同盟基督が総会で「信仰の表明」採択=0704220204

 日本同盟基督教団(中谷美津雄理事長)は3月21日、第58回教団総会において「今日の国家主義的動向に対する私たちの信仰の表明」とする声明文を採択した。
 同教団は、1999年の「日の丸・君が代」法政化と教育現場での強制、2003年のイラク戦争への自衛隊派遣と有事関連法の制定、2006年12月の改正教育基本法制定と防衛庁の省昇格、また今後は憲法9条の改変を主眼とした憲法「改正」とその手続きとしての国民投票法案、共謀罪法案、靖国神社の非宗教化などが議論され、戦前の国家主義への回帰の動きが急速に進んでいることを危惧するとしている。
 「信仰と生活の唯一絶対の規範である聖書の御言葉に従い、イエス・キリストを主と告白する信仰に立って」、・いかなる状況においても、父・子・聖霊の三位一体の神のみを礼拝します。・あらゆるかたちでの異教的偶像礼拝に反対し、これを拒否します。・自らを神格化し人々を支配する国家主義化の動きに反対します。・罪の赦しと和解の福音の宣教に励み、神の子として平和をつくります。の4つの点を挙げ、立場を明確にした。

◎能登半島地震:教会拠点に支援活動−−JIFHがボランティアを派遣=0704220301

 能登半島沖を震源に3月26日発生した「能登半島地震」を受け、日本国際飢餓対策機構(JIFH、堀内顕理事長)は28日にスタッフ2人を現地に派遣した。震度が大きかった七尾市、羽咋市、輪島市の9教会を訪問、被害の状況を確認した。また4月4日から震度6強の揺れを観測し、被害が集中している輪島市門前町にボランティア9人を派遣。5日から聖書教会連盟・門前聖書教会を拠点に、被災者の支援活動を始めた。
 支援活動は、壊れた家財やがれきの撤去、物資の運搬や整理手伝いなど。また、9日からは第2陣として大阪、名古屋からスタッフを含め8人が現地に入り、地震で発生したゴミやがれきの片付けと廃棄をトラックで運ぶ作業を12日まで行った。
 現地には宿泊できる施設がなく、多くが日帰りボランティアだという。そのため、町の中心部にある同教会の協力を得、宿泊できるよう調整し、ボランティアが不足する平日にも活動できるようにした。JIFHスタッフの鶴浦氏は、「門前町は旧家、蔵の土壁が崩れるなど、古い建物の被害が大きい。また県下でも高齢者がもっとも多い地区で、さらに過疎化が進むことが懸念されている。このため行政も独自の補助金を加えて人々の流出を抑えようと懸命になっている。活動拠点の門前聖書教会は、開拓を始めて50年目に大きな試練を迎えたが、むしろ今回の救援活動は町の人々に大きなインパクトを与えている」と語る。
 JIFHは能登半島地震の被災者救援のための募金を受け付けている。
 郵便振替00170・9・68590、日本国際飢餓対策機構(記入欄に「能登半島地震」と明記)。
 日本緊急援助隊(ケン・ジョセフ代表)はスタッフが現地入りし救援活動を始めている。現地でのボランティアも募集中。
 問い合わせはTEL:057-0000-0911。
 募金は郵便振替00140・2・64932、アガペハウス(記入欄に「能登半島地震」と明記)。