東日本大震災後、宗教者らの活動から生まれた、公共空間において超宗派超宗教的に宗教的ケアを行うことができる「臨床宗教師」(チャプレン)養成の取り組み。これは東北大学実践宗教学寄付講座で担われている。この働きについて、仙台市で開催されている国連防災世界会議の中で、パブリック・フォーラム「震災と宗教者の役割」が17日、同大学で開かれた。

 講座のきっかけとなった被災者傾聴支援「カフェ・デ・モンク」の働き、日本の宗教状況を踏まえた臨床宗教師の在り方、実際に病院で雇用された臨床宗教師の例などが話された。スピリチュアルケアと宗教ケアの違い、宗教資源の活用について、語られ、「立場をこえて、現場の苦悩に寄り添う」ことが強調された。

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