北関東神学研修センター(山口勝政所長、茨城県石岡市)主催の第17回シンポジウム「地方伝道を考える─自立と連帯─」が7月5、6日、北見めぐみキリスト教会(JECA、北海道北見市柏陽町)を会場に開かれ、教職者、信徒合わせて24人が参加した。今年のテーマは「北海道過疎地教会は生き残れるか?」。参加者たちは、地域の教会の現状を見るとともに、そこで行われている実践的な取り組みを通して、これからの教会のあり方を考えた。
 会場教会のある北見市は、2つの大学を有する道東の中心都市だが、若年層は札幌、東京圏へと流出する地方都市でもある。開会の挨拶で山口氏は「地方伝道は、上からの視点ではなく、下からの視点で神学をする必要がある。そうでないと、問題を正しく理解できない。北海道の中核都市である北見から、北海道の過疎地教会の問題を考えたい」と述べた。(8月7日号で詳報)
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