ハンガーゼロ(清家弘久理事長)は、北海道胆振東部地震被災者を支援するため緊急援助リーダーの伊東綾スタッフを本日北海道に派遣した。
 伊東スタッフは、地震後に被害情報収集と支援活動を開始している「北海道クリスチャン宣教ネットワーク」(略称・ホクミン)の支援対策本部(札幌キリスト福音館に設置)からの正式要請を受け、事務局運営のサポートとともに被害状況や被災者ニーズの確認を行う。
 ホクミンは、支援対策本部とは別に日高町富川に活動拠点「ホクミン ボランティア富川ベース」も開設し、ボランティア派遣などの活動を始めている。
 ハンガーゼロは、地震2日後の8日、先行して黒坂栄司スタッフを現地に派遣し、札幌市清田区での液状化被害調査とともに道東地区の網走、美幌、阿寒、帯広、芽室、鹿追、標茶、釧路を訪れ、大停電と流通網の遮断による影響などの調査を続けた。その中で特に農家や酪農家などの被害が広がっていることも確認した。
 (株)パン・アキモトの協力で、緊急かつ備蓄食料となるパンの缶詰1600食分(ラージサイズパン缶800)を、ホクミン支援対策本部に輸送する手続きも開始した。現地への流通経路の混乱が続いているので、到着日は未定。
 また、北海道地震被災者を応援するための緊急募金の受付を開始。【募金窓口】郵便振替00170-9-68590 一般財団法人 日本国際飢餓対策機構(記入欄に「2018年北海道地震」と明記)。ウェブサイト(URL https://www.jifh.org/)からクレジットカードによる募金受付もまもなく開始する。