九キ災 被害甚大の大牟田市でも支援 有明キリスト教会に物資届ける 九州圏内からのボランティア募集再開

九州南部を襲った豪雨被害を受け、NPО法人九州キリスト災害支援センター(九キ災、横田法路理事長)は、7月10日から人吉バイブル・プロテスタント基督教会(森下薫牧師)と教会員宅のボランティア支援活動を続けているが、7月16日には、筑後川の氾濫で被害の大きかった福岡県大牟田市にあるバプ連盟・有明キリスト教会(田中文人牧師)にパンの缶詰(救缶鳥)や水、古タオルなどの支援物資を提供した。

パンの缶詰や水、古タオルなどの支援物資を提供した

「この地域は被害が最もひどく、周辺で千200戸が浸水被害に遭った。奇跡的に浸水被害はなかった教会は、すでに地域の方々に支援を働きかけている。九キ災は今後も後方支援として物資提供を行う」という。
九キ災は、九州圏でのボランティア募集を一時停止していたが、20日に再開。募集要項としては、①熊本県内からの参加は、これまでどおり最寄の社会福祉協議会(社福協)等で「ボランティア保険」に加入の上、申し込む。高速道路の無料措置がある。②熊本県外(九州圏内に限る)からの参加は、社福協で加入するボランティア保険は保障の対象外なので、九キ災が団体としてボランティア保険に加入し、申し込み手続きを行い、保険料も九キ災で負担する。高速道路の無料措置はない。
ボランティア申し込みフォームはURL https://forms.gle/wTLYngJd7L887LvM8
災害支援に関する問い合わせはEメールkyusyuchristdrc@gmail.com Tel092・873・6235(九キ災本部)。