写真で見る2020 コロナの風景

新型コロナウイルスのまん延は、私たちの生活のすべての場面に、今まで見たこともない風景を現出させた。

オンライン礼拝 パーテーション

集会の制限、自粛が求められる中、オンラインによる礼拝の音声動画配信が急速に普及。自宅で聖日礼拝を守ることが一般化した。会堂に集まる際にも、手指消毒、検温、座席の隔離、透明パーテーションで感染防止が行われた。

ネットライブ バーチャル円陣

外出自粛を呼びかける動画や、不自由な生活を励ますコンテンツが、アーティストや著名人らによって多く配信された。元阪神タイガース選手のマートン氏は、「バーチャル円陣」と称し、現役クリスチャン野球選手とのトークをビデオメッセージとして届けた。
ネット上の参加者の様子がPC画面に映し出される写真は、ほとんどのイベントが中止、オンライン開催となる中、本紙の記事にも毎週のように掲載された。

ソーシャルディスタンスが日常に 欧州では棺の車列も

先に感染が広がったヨーロッパから届いた、スーパーで間隔を空けて並ぶ買い物客の姿(3月)は、当初対岸の火事だったが、瞬く間に日本でも常態化した。多くの死者を出したイタリアでは、郡をまたいで棺を運ぶトラックの車列が毎晩見られた。

さよなら恵みシャレー

70年の歴史を遡るクリスチャンキャンプ場「恵みシャレー軽井沢」は、2020 年10月末でこれまでのスタイル、規模での営業を終了。同31日に感謝礼拝が開かれた。

手の消毒
オンライン集会
自宅での礼拝
透明パーテーションで感染予防
バーチャル円陣
棺の車列
間隔を開けてスーパーに並ぶ人々。イタリアで
営業を終了した恵みシャレ―軽井沢
10月31日に行われた感謝礼拝