同集会もオンラインと兼用で開催した

コロナ禍後、オンライン集会が多くなったことにより、視覚障害をもつキリスト者にどんな影響があったか。日本視力障害者福音伝道協力会(視福協)は視覚障害者と晴眼者が共に学び合うセミナーを2022年11月26日、横浜市の障害者研修保養センター横浜あゆみ荘で開催した。【高橋良知】

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三瓶忠克さん(視福協実行委員長)は、20年3月以降のコロナ感染拡大初期の状況を振り返った。4月の視福協実行委員会を開くため、Zoomをダウンロードした。画面の音声読み上げソフトを使って、アカウントを設定。ところが詳細設定の段階で難問にぶつかった。「読み上げソフトでは、画面全体の把握がむずかしい。読み上げない部分もある。選択して次のページに入ってから、次にどこに入ればいいのか。いくつかの読み上げソフトを組み合わせて何とか進んだ。途中であきらめたくなるときもあった」と言う。各委員のマイクの調達もし、無事当日を迎え会議を終えると、「神様は文明の利器も用いる」と感謝した。

同委員の影山桂子さんは、「困ったのは礼拝中」と話した。所属教会ではZoomで礼拝したが、読み上げソフトが逐一参加者の入出、退出に反応し、落ち着いて礼拝に参加できなかった。礼拝以外の集会で発言を求められた時、ミュートの解除ができなかった。「『画面の右下』と言われても分からない。同じZoomでも視覚障害者はパソコンのキーボードで操作するから晴眼者とはまったく違うのです」。また、ある集会では、賛美歌の番号や聖書箇所が告げられないまま、画面表示だけされることがあり、困った。

影山さんはさらに、当初はそのようなトラブルはあったが、「視覚障害者にとって不便な外出をせず、家にいながらオンラインで遠くの人とも会えるのがうれしい、、、、、、、

2023年01月22日号掲載記事)