《沖縄だより》名護でゴスペルフェス 自然の中で 心ひとつに
11月3日、沖縄本島の北部に位置する名護市で、「やんばるゴスペルフェスティバル」が開催されました。このフェスティバルは、今から二十数年前に主が名護市に住むクリスチャンに「自然が豊かな名護の地で、クリスチャンが共に集って主への賛美を捧げたい」という思いを与えてくださったことから始まりました。
北部には教派を超えた15の教会や団体が加盟する北部牧師会があります。この牧師会では、年間を通して毎月朝の祈り会を開催しています。お互いがそれぞれの祈祷課題をあげて祈ったり、イベントや聖会の情報交換をしたりして交流を深めています。主はフェスティバルを開催するにあたり、この北部牧師会を用いてくださいました。牧師会でフェスティバルのための実行委員会を立ち上げ、5月から取り組み準備してきました。準備期間は短かったのですが、それぞれの教会や団体が協力できる分野で助け合い、主から知恵も頂いて準備を進めていきました。
出演してくださる個人やグループも次々に与えられ、最終的に県内在住の日本、アメリカ、フィリピン、韓国に国籍を持つ13のゴスペルアーティストが参加してくださいました。当日はロックやラップ、アカペラ、演奏、フラ、空手などを通して主を崇め、会場に訪れてくださった方々と共に様々なジャンルのゴスペルを楽しみました。天候にも恵まれ、会場全体が終始主の喜びで満ちあふれていました。
ゴスペルフラ
プログラムの最後には、出演者と会場全体で「Amazing Grace」を賛美して全ての日程を終了しました。また会場ではフードコートや雑貨、書籍、CD販売コーナーも設けられ、訪れてくださった300人あまりの人々がゴスペル以外の分野でも楽しむことが出来ました。
出店の様子
今回のフェスティバルを通して、クリスチャンが心を一つにして主に仕えるとき、主がその場所に御自身の栄光を現してくださることを体感することができました。日本のクリスチャンが一致して主のために立ち上がる時、主はこの国を祝福してくださり、偉大な神の栄光を現してくださるに違いありません。
(レポート・江間隆=実行委員会代表、名護ベテル教会牧師)
(2023年12月24・31日号 16面掲載記事)