「クリスチャンホーム形成が教会の未来」 同盟教団青年宣教大会「フロンティア」
日本同盟基督教団が数年毎に開催している青年宣教大会「フロンティア」が、8月12~15日に行われた。同教団の大会が対面で行われるのは、コロナ以後初めて。390人の参加者と、同時開催の子ども大会「D-kids」の参加者130人、さらに奉仕者や協賛団体含めると550人超が、都内の会場に集まった。
教団内外から講師を招き、三夜にわたり連続メッセージが語られた。青年宣教、国内宣教、国外宣教、労働、結婚、献身など、広い参加者層に合わせたテーマで分科会が用意された。
大会について副実行委員長の小川真氏(国立キリスト教会牧師)に話を聞いた。
―ステージでのインタビューや、宣教イベントのチラシ・動画コンテストなど、大会内容に新味があった。どう企画を進めてきたのか。
従来は教職が実行委員会を形成していたが、今回は教職と青年のハイブリッドを初めて試し、楽しくカジュアルなアイデアを青年たちが出してくれた。準備はかなり入念に行い、クオリティーも高めることができた。
大会テーマ「LOOK UP!」と聖句(ヨハネ4章)も青年の提案。学校・職場・生活で遣わされているところが畑なのだ、ということと、サマリアの女がイエス様に出会うと宣教にまで出ていったということが、青年宣教大会のコンセプトと重なった。
―2019年の前回大会から、参加対象年齢が中高生にまで引き下げられたが、どういった願いがあるか。
中高生が早いうちに青年と関わることが大事だと、教団として考えている。同じ空間でメッセージを聞くことを通して、また奉仕する青年の姿を見て、将来あの人たちみたいになりたい、と思えるような、世代間がつながっていくことが大事だ。中高生にはカウンセラーや中高生プログラムを用意してニーズに応えつつ、しかし全体では一つの大会として、両面を保っている。
―今回大会では、上限の年齢も39歳から49歳に引き上げられたが、理由は。
そもそも教会から青年会の定義がなくなったり、、、、、、
(2024年09月08日号 02面掲載記事)