ビュン牧師セクハラ民事訴訟 証人尋問始まる
宗教法人小牧者訓練会(国際福音キリスト教会、本部・茨城県つくば市)の主任牧師、卞在昌(ビュン・ジェチャン)氏から性的な行為を強要されたとして、同教会の献身者だった4人の女性が卞氏を相手取り、不法行為に対する損害賠償を求めて09年7月に提訴した民事裁判で、東京地裁民事部は今年1月までに20回の弁論準備手続き(非公開)を終え、3月4日から口頭弁論を開始した。同18日まで3回の口頭弁論で、被害者らを支援してきた同教会の元役員、元伝道師、元牧師と外部の牧師の証人尋問、および原告女性の1人の本人尋問が行われた。
口頭弁論では4月以降、残りの原告の証人尋問と被告側の証人尋問および本人尋問が行われる。同裁判の記録は、宗教法人「小牧者訓練会」による被害の回復を目的とする裁判の支援会「モルデカイの会」のウェブサイトで公開されている。http://www.mordecai.jp/
(根田祥一)