68年目の敗戦記念日を前に、改憲の動きや国際情勢の悪化で戦争の足跡が聞こえてくる。戦争を迎える前に教会が直面する問題は何か。戦時を知る3人の牧師、長老が実体験から語った。

 敗戦の日記念シンポジウム「戦前・戦中・戦後を生きたキリスト者の証言竏昼ウ会の生命と使命を問う竏秩v(日本キリスト教会東京中会靖国神社問題特別委員会主催)が8月13日に横浜市の横浜長老教会で開かれた。

 演題と講師は、?「戦時下の教会と敗戦後の教会」を従軍慰安婦も検査した元衛生兵の松本栄好氏(八女伝道所前牧師)、?「日本基督教会と日本の政治の課題」を山下勇氏(柏木教会元長老)、?「敗戦のもとにおける教会の再出発」渡辺信夫氏(東京告白教会前牧師)。

 渡辺氏は「これからは戦争を知らない世代が真実を掘り下げていかなければいけない」と言う。

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