解釈改憲で、日本が他国の戦争にも参加できるようになる集団的自衛権が7月1日に閣議決定されるのを受け、前日の6月30日夜、東京・千代田区永田町の首相官邸前で、大規模な抗議行動があった。主催者発表によると参加者は1万人超。この抗議行動に、特定秘密保護法に反対する牧師の会共同代表の一人、朝岡勝氏（同盟基督・徳丸町キリスト教会牧師）のフェイスブック上での呼びかけで、牧師、信徒ら二十数人が参加。「解釈改憲反対！ 閣議決定するな」「平和を作る者は幸いです」の文言に十字架のデザインが入ったプラカードなどを掲げながら、反対の声を挙げた。（中田　朗）

写真右＝プラカードを掲げ反対の声を上げる牧師、信徒ら。
写真右下＝午後9時頃、首相官邸前には抗議行動参加者で埋まった。

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