[CSD]2009年4月19日号《ヘッドライン》

[CSD]2009年4月19日号《ヘッドライン》

 = 1面 ニュース=
◎ルワンダ大虐殺から15年——進むいやしと和解の働きをJIFHがDVD制作
★地域に復活の恵みを——東京・町田市で「しゅろの葉パレード」

 = 2 面 ニュース =
★聖和大学、関西学院と合併——幼児教育128年の歴史引き継ぐ
◎日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団:5月連休に創立60周年記念宣教大会
★「福音伝えなければわざわい」 鈴木留蔵氏の遺志継いで——5月2日に淀橋教会で追悼記念宣教大会
★国際:国連の「宗教中傷」決議に懸念高まる
★緊急検証:小牧者不祥事をどう捉えるか[8] 卞(ビュン)師に気に入られるか否か
★<落ち穂>映画「路上のソリスト」

 = 3 面 教界ニュース =
★殉職の陰に涙の悔い改め——「塩狩峠」と旭川リバイバル
★米国:経済危機下の米国教会、献金額は意外に減らず
★<オピニオン>教会成長でなく、教会形成を 記・後藤 喜良

 = 4 面 ビジネスパーソン=
★部下に頼るようになった時から…——篠 松二郎さん[中](元みずほ銀行調布支店支店長)
★<ストップ・ザ・不祥事>「規制」でなく「基準」で見る 記・楠田高久

 = 5 面 牧会/神学/社会=
★第5回日本伝道会議の論点——「むさぼるなかれ」で脱生産主義 記・稲垣 久和
★<精神障害と教会>[49]偏見(2) 痛みや悩みがやがて恵みに  記・向谷地 生良

 = 6・7 面 ア—ティスト特集=
★LYRE(リラ)の楽曲をインストゥルメンタルに——クラッシクアンサンブル・ザレファス・トリオ
★「古布に新しい命込め」——東京・銀座で布絵展を開いた佐藤知津子さん
★「歌で神の愛伝えたい」——韓国CCM歌手 ソン・ジョンミさん
★絵画展を通して韓日の架け橋に——韓国クリスチャンアーティスト展

 = 8 面 全面広告=
☆聖句書道誌上展
聖句書道展開催予定:問い合わせTel.06-6727-3219
大阪:5月4日—7日 天三・おかげ館    京都:6月2日—5日 長岡福音自由教会
東大阪:7月6日—22日 YMCA・サンホール  軽井沢:7月8日—10日 恵みシャレー軽井沢
新潟:9月~10月開催日未定 東北電力グリーンプラザ  金沢:9月30日—10月5日 エムザギャラリー
東京:11月9日—12日 小津ギャラリー   川口:10月15日—17日 川口リリア

 = 9 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★BOOK:『エペソ人への手紙』三浦真信著(憩いのみぎわ社、1,050円税込)
★BOOK:『まだひと言も語らぬ先に 詩編の世界』佐々木勝彦著(教文館、1,890円税込)
★BOOK:『誰にでもできる個人伝道』廣瀬利男著(伝道文書販売センター、1,470円税込)
★REVIEW:『み前にそそぐ祈り』加藤常昭著(キリスト新聞社、2,100円税込)評・古川修二

 = 10 面 関西だより =
★福音の炎 関西から全国へ——関西F・グラハムフェスティバル キックオフ大会
★イエス様と食事を囲んで40年——第80回大阪レディースランチョン
★河内音頭とキリシタン話で祝イースター

 = 11 面 クリスチャンライフ =
★体験で感じるいのち・解放——部落解放ゼミin関東
★<痛みに中に生きる>[12]子育て編 育児の相談相手少なく

 = 12 面 ひと=
◎愛とロックンロールで不況をぶっ飛ばせ!——チヨ@サルーキ=さん(ロックデュオ「サルーキ=Z」ボーカル)

◎ルワンダ大虐殺から15年−−進むいやしと和解の働きをJIFHがDVD制作=0904190101

 アフリカ大陸中部に位置するルワンダで、1994年起こった大虐殺から15年。ルワンダでは、大虐殺で傷ついた人々のいやしと和解を目的に創設された超教派のNGO「REACH」(フィルバート・カリサ代表)の平和構築プログラムを通し、加害者と被害者との和解の働きが進められてきた。この働きを応援する日本国際飢餓対策機構(JIFH)=堀内顕理事長=はこのほど、REACHの活動を紹介する視覚教材DVD「平和への道 いやしと和解を通して ルワンダ」(19分)を制作した。

 ルワンダでは毎年、4月7日から1週間、虐殺記念週間として各地で記念式典や集会が行われる。大虐殺は15年前の4月7日、ルワンダ大統領を乗せた航空機の墜落を機に、旧フツ族独裁政権がフツ族住民を動員して少数派のツチ族住民を殺害するという形で始まった。死者は100日間で80万人以上と言われ、生き残った加害者、被害者の多くが今も心と身体に受けた傷により、苦悩の日々を送る。
 DVDでは、加害者を裁く「ガチャチャ」という草の根裁判など今のルワンダの様子や、痛み葛藤する加害者と被害者の証言、共に真の和解に向け歩み始めたルワンダの人々の姿を伝えている。
 例えば、ツチの夫と赤ん坊を殺されたフツの女性は「REACHの癒しと和解のセミナーを通し、憎しみでいっぱいだった私が加害者の女性たちと交流できるようになった」と証する。虐殺で夫が殺されたツチの女性と、牢獄で夫が殺されたフツの女性が仲良くかご作りに勤しむ姿も胸を打つ。ツチの女性は「最近夫の遺骨が見つかった。夫の葬儀にはぜひ(フツの)彼女に出席してもらいたい」と語っている。
 そのほか、家を壊された被害者のため加害者が家を建てることで罪をつぐなう加害者による住宅建設プロジェクトや、スポーツやダンスによる交流プログラムなども紹介。ルワンダで和解の働きを進めるREACHの日本人スタッフ佐々木和之さんや、JIFHルワンダ駐在スタッフ竹内緑さんの様子も伝える。
 DVDには、95年にこの活動を始めたカリサ代表のインタビューも。カリサ氏は、「生き残った人々の痛み苦しみ、貧しい人や寡婦を見た時、この国を変えるため何かをしなければならないと思った」と、始めた動機を語る。そして、力を込めこう語る。「加害者を赦さず彼らと和解せずに生きることは、毒を持ったまま人生を歩むようなもので、それは復讐を生み、暴力の連鎖が起こり、それが幾世代にも続いていく。しかし、赦すならばその毒は消え去り、暴力の連鎖は断ち切られる」
 同DVDの頒布価格は千円(送料実費)。ウェブサイトhttp://www.jifh.org/ から申し込みできる。問い合わせはTel.072・920・2225(大阪事務所)まで。

◎日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団:5月連休に創立60周年記念宣教大会=0904190202

 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(内村撒母耳理事長)は教団創立60周年を記念して宣教大会を、5月連休の4縲怩U日、東京・新宿の東京厚生年金会館で開催する。「宣教力UP窶シ」を標語に掲げ、5日の宣教大会に特別講師として韓国からヨイド純福音教会元老牧師、David Cho Evangelistic Mission 総裁、元世界アッセンブリー連盟議長のダビデ・チョー・ヨンギ氏を迎えるほか、宣教力UPセミナー主題講演に保守バプテスト同盟恵泉キリスト教会バルナバ牧師、恵泉宣教学院教師、JCGI理事の千田次郎氏を招くなど、教団外からも講師を迎える。主題講演を受けて、教団内の各教区長、部長、委員長をパネリストに立ててパネルディスカッションもする。伝道力が落ちているとの切実な問題意識に基づき、主題は特に弱さを覚えている「地方伝道」に焦点を当てたという。また少子高齢化の時代を考え、子ども宣教大会、子ども聖会など子どもにフォーカスをあてたプログラムにも力を入れている。
 宣教大会はメインのほか子ども・青年・男性・女性・世界の合わせて6つを開き、アルファ・コース、心の病と教会の取り組み、ろう者宣教、ゴスペル、宣教師との交流、ゴスペルワークショップの6つのセミナー分科会を催す。「心の病の教会の取り組み」講師は、医師で牧師の山中正雄氏(日本アライアンス教団千葉キリスト教会牧師)。
 5日午前には「プロテスタント宣教150周年記念教団60周年記念式典」を開き、内村理事長が主題講演をする。
 同教団では創立60周年の今年を「リノベーション元年」と位置付け、時代の流れやライフスタイルの変化に合わせた改革に取り組んでいる。
 同教団の源流は20世紀初頭、米国カンザス州トペカにおいて聖霊のバプテスマを受けた人々によってつくられたグループに始まり、日本には1913年、C・F・ジュルゲンセン宣教師が来日し、弓山喜代馬牧師らと協力して教団を組織した。戦時中は日本基督教団に統合されたが、戦後宣教師団の復帰とともに1949年に日本基督教団を離脱、現教団を設立した。教会伝道所数211、信徒総数1万5千121人。

◎愛とロックンロールで不況をぶっ飛ばせ!−−チヨ@サルーキ=さん(ロックデュオ「サルーキ=Z」ボーカ

[img align=left]http://jpnews.org/pc/uploads/img49e82e94c0162.jpg[/img] 未曽有とも評される世界的な経済危機の中で、日本列島も経済不況に覆われている。そんな状況を見かねてロック・デュオのサルーキ=Zは「愛とロックンロールで不況をぶっ飛ばす!」旅を展開する。サルーキ=Zは昨年のトラクトCD「CELEBRATE CHRISTMAS」で「きよしこの夜」を演奏。ボーカルのチヨ@サルーキ=の印象的な歌唱と祈りを覚えている人もいることだろう。そのチヨさんにライブツアーへの思いを聞いた。(ライブの予定地などは公式サイト http://www.saluki.tv/ )

 いたって本気なのだ。ロックンロールで愛を歌って歩いても、構造的な問題が解決するものでないことはもちろん分かっている。
 「僕たちの本気度って、やっているうちに分かってもらうしかないところがありますから。やっていて、聞いてくださっていた方が『楽しかったです』とか『元気もらえました』って、一人でも言ってくださったら、それだけでやり甲斐があります」
 ほとんど何もない状態からのスタート。4月は九州地方で11日熊本天草から始めるが5月新潟方面、6月四国方面…具体的な予定はこれから。ライブハウスだけでなく「学校や養護施設、教会、ストリートなど人が集まるところでしたらどこでもやります。週日でも声をかけてくださったらうれしい」。
 本気は人の心を動かす。オイル漏れの激しい軽自動車のバンドカーでは、心もとなかった。ブログで呼び掛けたら普通車のマーチをただで提供してくれる人が現れた。状況的な困難さや目の前の対処法よりも「人間って心に火がつけば何だってできる!っていうことを、僕は信じています」。

[img align=right]http://jpnews.org/pc/uploads/img49e82fd3461f2.jpg[/img]11月に渋谷でファイナル
ROAD TO 武道館1回戦

 一年かけて全国を旅しようと言い出したのは、リードギターのモーリー@サルーキ=さん。今年一年の指針を話し合っている時に出た一言に火がついた。「やるならゴールを決めて掛からないと意味がないので、11月20日に渋谷O-WEST(500人収容)でのワンマンライブを今回のライブツアーのゴールに」と決めた。その後、6月28日に古巣とも言えるライブハウス吉祥寺プラネットKでのワンマンライブも決定し、チャレンジに弾みをつける。
 11月の全国ツアーファイナルのワンマンライブは、夢の日本武道館ライブへのチャレンジ第1回戦と位置付けている。この夢は前からもっていた。明確に宣言したのは「人間、夢とか希望がなくなったら終わり。バンドを10年やっている僕らが、いまだに武道館ライブ目指して本気で夢を追ってる姿を見てもらうだけで励ましになればと思っています」。
 ハンディキャップをもつ人たちとのライブイベントにも毎年かかわっている。まだCDになっていないが、新曲の「愛の光」では「一寸先が闇ならば/いっそその目を閉じてしまえばいい/心の声に耳を傾け/ジーザス! 愛の光が照らす方へゆけ」と歌う。この曲のメッセージが、多くの町の養護施設や教会などでも歌われるといい。
 今回のライブツアーは「教会の祈りのカードにも書いて祈ってもらってます。僕も誰かのために祈れる人になれるといいな」。なれますとも、パワーあるんだもの。