1992年に福音歌手として活動を開始し、今年で20周年を迎えた森祐理さん。これまで様々なジャンルのコンサートを教会、学校、企業で開き、刑務所や被災地への慰問コンサートもしてきた。その数はのべ2000回を超え、ブラジル、台湾、中国、イスラエル、ケニヤ、ルアンダなど、海外訪問も少なくない。特に弟の渉さんを阪神淡路大震災(1995年)で失うという痛みを体験してからは、国内外で大震災があるとすぐに被災地を慰問し、歌で傷ついた被災者の痛みに寄り添ってきた。今年9月、「20周年記念リサイタル」 (一般社団法人モリユリ。ミュージック・ミストリーズ主催)を北海道、東京、静岡、石川、大阪の各地で開催している。(中田 朗)

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写真下=花束を受け取り会衆の拍手に応える森祐理さん。東京・新宿区市谷砂土原町のルテール市ヶ谷センターで開かれたデビュー20周年記念リサイタルで。
写真下=サイン会で。コンサートに来た人たちと触れ合う森祐理さん。