「チームでともし火運んでいく 」

共に心を合わせて賛美した

東京・目黒区のインマヌエル中目黒キリスト教会を会場に11月4日、「Bless Japan 2024」 が開催された。日本在住のエスニッククリスチャンたち相互の交流と日本の地域教会とのつながりを願って開かれたこの企画に、今年は170人ほどが集まった。

2014年3月、在日フィリピン人教会連合 (Japan Council of Philippine Churches=JCPC)が都内で集まり、日本の救いを切に祈るBless Japanがスタート。その後フィリピンでの日本への宣教を励ます2回の大会開催も含め、今回のBless Japan 2024に続いている。

ネパールチームによる賛美リード

2018年、時満ちてエスニック・ミニストリーズ・ネットワーク・ジャパン(E.M.N.J.)が誕生。その後アジアや南アメリカからのキリスト者たち相互のつながりを願い、ミーティングをし、Bless Japanに参加し共に作り上げていくようになった。

メッセージをする水口氏

この数年はE.M.N.J.に日本福音同盟(JEA)宣教委員会、諸団体有志が協力しながら、企画がなされてきた。今年も、E.M.N.J.につながる外国語教会に呼びかけ、またJEA宣教委員会や様々な宣教団体の協力で開催された。

今回は、新たにエスニックチャーチとのつながりを願う日本G&M文化財団と、東京基督教大学が新規参加。宣教への思いを共有しつつ、それぞれができることをしながら作り上げていくプロセスが大切にされた。

JEAの水口功理事長のメッセージ、華人チームとネパールチームによる賛美リード、それぞれの国々から出された課題への祈り(イラン、インドネシア、ネパール、華人、フィリピン、ベトナム、ブラジル、日本)のどれもが、神へのささげ物であった。

それぞれの国々から出された課題について祈り合う

Bless Japanは今、一つの転換期を迎えており、リーダーたちの世代交代、企画運営方法の変革などの刷新の必要性もある。また、このような企画が各地域でも芽生え、地域教会と外国語教会とが情熱を共有し合うためのさらなる出会いやつながりが可視化されていくことも期待する意見も出ている。それには、今後もBless Japanという灯を掲げて共に走る仲間たちが求められている。(レポート・永井敏夫=Bless Japan 2024 委員会メンバー)