「どうか助けて」ミャンマー福音同盟が現地報告 WEA、AEAと祈祷会
世界福音同盟、アジア福音同盟、ミャンマー福音同盟(MECA)はミャンマーのための祈祷会を、4月5日に開いた。アジア、ヨーロッパなど各国から祈りと聖書の勧めがあり、被災地からの報告があった。
フィリピン、ヨーロッパの代表が聖書から奨励。フィリピンの代表は、「この混乱、問題、荒廃の真っ只中に、私たちは神の揺るぎない存在を確信する。神がミャンマーと共にいることを互いに思い出そう。苦難の中で私たちは孤独ではない。この地震の被害を受けた兄弟姉妹に手を差し伸べよう。たとえ見えなくても、神には回復と癒やしの計画がある。それは個人だけでなく、コミュニティー全体のための計画です」
ヨーロッパの代表は、ローマ8章22節を引用し、「パウロは、被造物が死ぬようにうめいているとは言っていない。被造物が出産のようにうめいていると言う。痛み、悲しみには目的がある。見えなくても、神は不在ではない。神は沈黙していない。思いやりを持って、信仰を持って祈ろう」と勧めた。
被災地マンダレーで救援活動する牧師から現地報告があった。「今は我が国にとって歴史上最も暗い時期だ。軍事政権の規制が張られ、ボランティアが不足している。多くの人々を失うだろう。時々、叫びたい、泣きたい気持ちになる」と心情を吐露した。
「マンダレーでは多くの子どもたちが亡くなっている。震源地ザカイでは、遺体を保管する時間がない。なぜなら、救助に行かなければならないからだ。私たちはとても無力だ。神に介入を祈る。キリスト教会、ミャンマー福音同盟は、非常に強く反応し、多くのクリスチャンボランティアが、登録して活動している。住む場所のない被災者は、太陽の熱を恐れている。屋根一枚のためにさえ、人々は戦っている。『どうか助けてください』としか言いようがない。小さなことでも大きなことでも、私たちはあなたの助けを求めている。人々は毎日死んでいる。どうか私たちを助けてください」
マレーシア、オーストラリア、パキスタンのメンバーが応答の祈りを捧げた。
MECAへの支援は日本福音同盟で受け付けている。支援情報など詳細は、JEAの該当ページhttps://jeanet.org/release/2025/04/2788から
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以下は、当日の祈祷課題
〇悲しむ人々への慰めのため
愛する人を失った家族のために、神が彼らを慰め、力を与えてくださるように祈ってください。
〇負傷者の癒し
負傷した人々が医療を受け、神の癒しの手を体験できるように祈ってください。
〇避難民への支援
何万人もの人々が家も食料もきれいな水もありません。彼らに対する神の支援と保護を祈ってください。
〇救援活動者への力
ミャンマー福音同盟救援チームが避難所、食料、医療支援、精神的支援を提供できるように祈ってください。神が彼らに知恵、忍耐、保護を与えてくださいますように。
〇復興と希望
ミャンマーが神の忠実さを信じ、再建への希望と力を見いだせるように祈ってください。
〇霊的な力と復活
この苦難の時に、多くの人が神に頼り、イエス・キリストに救いと希望を見いだせるように祈ってください。
〇ミャンマーの平和と安定
国の平和と安定を祈り、コミュニティーが愛と団結で団結し、再建と復興に取り組めるよう祈ってください。
〇教会の対応
ミャンマーの教会がこの地震による人々のニーズと苦しみに効果的かつ協力的に対応し、人々の中に神の王国をもたらすことができるよう祈ってください。
〇MECA(ミャンマー福音キリスト教同盟)の指導者たち
ミャンマーの教会指導者たちの指導者たちの団結を祈ってください。この困難な時期に彼らが国のために預言的な声を発する中、保護、知恵、勇気、識別力を祈ってください。