[CSD]2005年10月16日号ヘッドライン

[CSD]2005年10月16日《ヘッドライン》
<*お知らせ*週刊「クリスチャン新聞」は月4回発行のため、次週10月23日付は休刊させていただきます。次回発行は10月30日付になります>

 = 1面 =
★コンゴに根強く残る傷跡——「神の癒しがあるように」と医療宣教師・石田勝子さん

 = 2 面 ニュース=
◎統一協会問題で日韓教会協力——日基教団と大韓イエス教長老会が協定
★合同結婚式で日本女性6千人渡韓——被害救済に韓国教会の協力が鍵
★スマトラ沖地震・インド洋津波被害者を復興の主体へ——現地キリスト教系NGO代表が来日
★神の愛の宣教者会が中国での活動を準備
★<召天>田中 恒夫氏(アシュラムセンター主管牧師、10月5日)
★<落ち穂>バリ島での自爆テロと旅

 = 3 面 ニュース・ルポ=
◎メディア宣教進めたい——クリスチャン芸能人祈り会再開
◎あなたの笑顔 募集中——J+Pssion Tokyo 2006のチラシなどに作品採用
★第1回やより賞はネパール女性に決定——NPO女たちの戦争と平和人権基金
★<連載ルポ>本郷台キリスト教会の給食ミニストリー[最終回]お弁当があったから母は救われた

 = 4 面 ビジネスパーソン=
★湖上に懸かる虹を見て「よし、やろう」と決心——溝口 修さん[上](日本オプトディステクノロジー[株]代表取締役)
★<ミッションと起業>中村屋創業者・相馬愛蔵、黒光[2] 記・塩入 隆

 = 5 面 牧会=
★<「心のケア」と教会>[2]聴いてもらうという奉仕 斉藤 善樹
★<オピニオン>人間理解を深めつつ、福音から離れる 記・赤坂 泉
★<恵みのどんでん返し>生きる意味を見失い 記・斎藤 和彦

 = 6 面 世界=
★<宣教まっただ中>台湾発[4]原住民としての自信回復を 記・丸山 陽子
★ネパール宣教の歩みと展望[2]宣教師歓迎したが… 記・ラメシュ・カトリー

 = 7 面 情報=
★<情報クリップ>催し情報・放送伝道ハイライトほか
★譲ります:礼拝堂用いす(4人掛け、16脚+1人用40脚)
★BOOK:『今泣いたカラスはもう笑え!』佐藤綾子著(ロコモーションパブリケーション、1365円)
★BOOK:『性同一性障害QアンドA』前島常郎編(ファミリー・フォーカス・ジャパン、945円)
★BOOK:『あたりまえの未来を奪うやつ』横山正樹著(フェリス女子大学、745円)

 = 8 面 神学・社会=
★<講演>米国キリスト教原理主義に見る、日本の福音派の課題[3] 関野 祐二
★ドイツ:ドイツ福音教会が「合同聖書」計画から撤退
★<書評>『さあ、天を見上げなさい』遠藤嘉信著(いのちのことば社、2100円)評・重富 勝己

 = 9 面 教会学校=
★<いまどき子ども事情>困惑から生まれ 広がり続けた輪——不登校生徒との時間が発展 記・西村 敬憲
★<CS分級>イエスさまジャンケン 記・平田 和子

 = 10 面 教会=
★<ちゃちゃチャーチ>港町横浜でゴスペルの夜を——アッセンブリー・金沢キリスト教会
★<奉仕する恵み>かつての教え子が先生に——和田健一さん(単立・吹田聖書福音教会)

 = 11 面 あかし・家庭=
★テニスプロ沢松選手の両親、子育てを語る——インターナショナルVIP「オーナーズ」
◎日本初のゴスペル・ピアノ教則本を出版——「伴奏に悩むクワイア助けたい」とラニー・ラッカーさん
★<お母さんのための絵本のたび>[6]子どもパワーはすごい! 記・澤谷 由美子

 = 12 面 ひと=
★石田 勝子さん(在コンゴ民主共和国宣教師)——医療を軸に福音広めたい

 = 別刷り保存版クリスチャンライフガイド ?—?=
★キリスト教主義学校の社会的貢献をみつめて 記・湯口 隆司
★教会の本質「心の育成」に立ち返って——人格形成の面から社会貢献を 東條 隆進・陽子
★新設学部などをネットでチェック
★マンションが寮に近い親しさ——三軒茶屋に立つナザレン女子学生会館

 = 別刷り保存版クリスチャンライフガイド ?—?=
☆キリスト教主義大学・学校、神学校ガイド

統一協会問題で日韓教会協力−−日基教団と大韓イエス教長老会が協定=0510160201

 詐欺的な「霊感商法」や教祖の言うままに見知らぬ相手と結婚することを救済と関連づける「合同結婚」などで大きな社会問題となっている韓国生まれの異端カルト、統一協会(世界基督教統一神霊協会)。その被害に対し、日本と韓国の教会が共同して取り組んでいく機会と方策を見いだそうと、「統一協会問題についての日韓教会フォーラム」が来年1月18日、19日、韓国ソウル市の大韓イエス教長老会宣教百周年記念館で開かれる。日本から統一協会問題キリスト教連絡会に加盟している各教派からの出席者に加え、被害者家族や被害救済に取り組んでいる弁護士を含めて約30人が参加し、韓国の教会関係者らに日本の被害の実情を知らせ、日韓教会の共働を模索する。    【根田祥一】 1月ソウルでフォーラム
 今年6月には、大韓イエス教長老会の異端似而非対策協議会に日本基督教団からも岩崎隆宣教委員会委員長らが出席し、大韓イエス教長老会総会と日本基督教団の間で「両国間の宗教文化を理解し、とくにキリスト教の福音宣教の障害要因となる異端似而非問題に対して、共同で研究し、被害の拡散を減らすことが出来る方法を共同で模索する」ことを目的とする相互協定に調印した。
 協定書で確認した実践項目では、特に統一協会(文鮮明集団)の名前を挙げ、「非キリスト教的な諸般の問題を根絶するために、両教団において生じる事件と進行状況についての情報を継続的に交換する」ことや、両教団の異端問題を扱う機関の代表者たちが定期的に相互訪問し、対策や研究結果を共有することなど、緊密な協力を通して問題を解決していくことをうたっている。
 このために年1回定期的に両者が相互訪問する学術セミナーを開催することを打ち出していた。来年1月の日韓教会フォーラムは、こうした相互協力の第1段。協定を結んだ両教会にとどまらず、広く両国の諸教派で問題を共有しようと、日本基督教団のほか日本カトリック中央協議会、日本聖公会、在日大韓基督教会、日本福音ルーテル教会、日本バプテスト連盟が加盟して03年10月に結成された統一協会問題キリスト教連絡会から参加するかたちをとる。
 背景には、日本において家庭の破壊をもたらす統一協会の被害相談が次々と教会に寄せられ、教会がこの問題に取り組んできた中で、最近では、合同結婚によって韓国人男性と結婚し渡韓した約6千人の日本人女性やその子どもたちの救出など、韓国の教会の協力なしには解決できない問題が増えている実態がある。
 日韓教会フォーラムでは、日本の被害者家族の会や弁護士から具体的な被害の実情を報告して韓国教会の理解を求め、この問題での今後の日韓の協力について協議する。フォーラムには、日韓のNCC(キリスト教協議会)も協力する。統一協会問題キリスト教連絡会では、このフォーラムに参加し共に統一協会に対する取り組みを、と諸教会に呼びかけていく。
 問い合わせは日本基督教団の愛澤豊重総務幹事TEL:03・3202・0541、Eメール=aizawa-sec@uccj.orgまで。  

メディア宣教進めたい−−クリスチャン芸能人祈り会再開=0510160301

 お金、地位、名誉など誘惑が多い芸能界。クリスチャンの芸能人たちが信仰に立って仕事ができるように、今年の6月から「クリスチャンアーティスト、タレント祈り会」(代表ケン・ジョセフ)が再開された。
 同祈り会は、毎週木曜日、正午から1時間、東京・港区麻布台の東京アメリカンクラブで開催されている。その中で、アーティストたちが互いに情報交換したり、祈り合ったりする。現在毎回同じメンバーではなく、入れ替わりもあるが約20人のアーティスト、タレントが集まっているという。
 祈り会は約20年前にケン・ジョセフさんやゴダイゴのスティーブ・フォックスさんたちによって始められたが、その後、一時中断していた。
 祈り会の世話役の五十嵐義隆さん(キリストの教会・アイラブジーザスチャーチ伝道師)は、「クリスチャン同士が互いに知りあってほしい。霊的成長、励ましの場になれば」と目的を語る。参加対象は芸能プロダクションに所属して、実際に活動しているクリスチャンアーティスト、タレント。
 また、同時に祈り会では「ジャパニーズゴスペルタレント紹介Webサイト」も開設。これはクリスチャンゴスペルタレントの紹介サイトで、登録したタレントと、招きたい主催者とをマッチングさせるシステム。登録対象はクリスチャンという自覚をもったゴスペルタレントで、一般のメディアに積極的に出ていきたい人。
 「クリスチャンタレントがクリスチャンとして芸能活動できる環境をつくりたいです。芸能を通しての宣教、メディア宣教を進めていきたい」と五十嵐さんは抱負を語る。
 将来的には、「クリスチャンだとカミングアウトして活動できる」芸能プロダクションも設立する予定だ。
 この祈り会に参加したい人は、ホームページからのメールまたは電話で申し込みを。ホームページ=http://www.kirisuto.com/cct/
 問い合わせ=TEL:03・5780・1111(ケン・ジョセフ)

あなたの笑顔 募集中−−J+Pssion Tokyo 2006のチラシなどに作品採用=0510160

 「クリスチャン青年を励まし、それぞれが誇りと喜びをもってクリスチャン人生を生きられる」ようにと、「J+Passion Tokyo 2006」(全国青年宣教大会・東京大会=北秀樹実行委員長)が来年3月20、21日、静岡県御殿場市のYMCA東山荘で開催される。テーマは「笑ってますか。」。大会の準備を進める実行委員会では、大会のチラシやホームページなどに掲載する「笑顔」の写真を募集している。
 テーマは2つ。 1.明るい笑顔(背景や情景は不問) 2.笑っている理由の説明書きを手に持って写した笑顔。 デジタルカメラで撮影したデータ(jpeg形式)か紙焼きのもので、Eメールか郵送で。応募締め切りは10月31日(消印有効)。応募作品の返却は不可。また採用作品の著作権は、同大会実行委員会に帰属する。
 作品に住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、Eメール=egao@jpassion.orgか、〒135-0042東京都江東区木場2ノ17ノ10ノ301「J+Passion Tokyo 2006」事務局広告写真係まで。 問い合わせはTEL:03・3642・5242。