11月13日号紙面:「ララ」70周年 終戦後、アメリカから7年間届いた救援物資 背後に教会の「愛の奉仕」
太平洋戦争で日本が敗戦した直後、 かつての敵国アメリカから日本に贈られた救援物資。1946年から終了時の1952年までに贈られた救援物資総量は1万6千700余トン(当時の日本円で400億円程度)にも上る。そのララ救援活動に最終的に参加した団体は計13団体で、主要参加団体は米国キリスト教系の奉仕団だった。特にCWS (Church World Service) は、ララ救援物資の半分相当を出荷していた。また、ララがなかったら、CWSは発足していなかったという。CWS Japanプログラムオフィサーの牧由希子さんは、ララ物資70年の歴史を追って、米シカゴからカナダを旅した。そのレポートを届ける。