揺れ動く地に十字架 コンビニエンスストアが教会堂に 石巻オアシス教会献堂式
東日本大震災から5年8か月経った11月23日、石巻オアシス教会(趙泳相牧師)の新会堂献堂式(JECA・本郷台キリスト教会主催)が、宮城県石巻市吉野町の同所で行われた。石巻オアシス教会は、本郷台キリスト教会(池田恵賜牧師)が地域の活力との連携を強め、新しいコミュニティーの実現のために設立された一般財団法人オアシス(池田博代表理事)による被災地支援活動で誕生した教会だ。献堂までの経緯は以下の通り。
地域復興支援センター「お茶っこはうすオアシス」が2011年8月に開所。翌年7月には「お茶っこはうす」で地域の人々を交えて礼拝をもち、2013年4月からオアシス評議員の趙氏がチャプレンとして常駐を開始。11月にはお茶っこハウス敷地内に石巻オアシス教会が誕生し、初めての洗礼式が行われた。今年3月、吉野町内のコンビニエンスストア跡地売り出し情報の入手し、コンビニエンスストア跡地の購入を決定。8月にセブンイレブンジャパンと売買契約を締結し、教会堂用地・建物を購入、8月から建物の改修工事に着手した。11月3日には地域の人々を招いて開所式が行われ、23日の献堂式に至った。
当日は池田氏が使徒の働き17章から「大いなる神の御手」と題してメッセージ。感謝会では千田次郎(保守バプ・恵泉キリスト教会バルナバ牧師)、中台孝雄(日本福音同盟理事長)、キム・シンホ(元在日韓国人宣教師会全国会長)、石田敏則(日本キリスト伝道会副実行委員長)が挨拶した。(12月18、25日合併号で詳細)