2017年04月02日号 02面

宗教者の社会活動

 宗教者が自らの信じる教義の「布教」以外に社会活動を担うことにどのような意義があるのか|日本宗教連盟は3月13日、東京・中央区の聖路加病院内で「宗教者が担う社会活動」をテーマに第5回宗教文化セミナーを開いた。神社宮司の教誨師が刑務所の宗教教誨を、キリスト教チャプレンが病院内臨床のスピリチュアルケアを、宗教民族学者の大学教授が国立大学という公共空間における「臨床宗教師」の立ち位置をそれぞれ講演し対談した。【根田祥一】