「言葉」の混乱と人々の分断の時代。ピーテル・ブリューゲル1 世の傑作「バベルの塔」が24年振りに来日した。

「バベルの塔」は旧約聖書創世記11章の記事に基づく。16世紀ブリューゲルの時代は、宗教改革の混乱もあった。

緻密さで知られるブリューゲル作品が現代人に語りかけるのは、人間の可能性か傲慢か。
4月18日から7月2日まで、東京・台東区の東京都美術館において「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展 16世紀ネーデルラントの至宝-ボスを超えて-」が開催される。
ブリューゲルが影響を受けた、奇想画家ヒエロニムス・ボスの油彩画2点、16世紀までのネーデルラント美術の油彩画、彫刻、版画など全90点を展示する。
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