2019年04月21日号

AMラジオ放送(AM1566 kHz)、インターネット放送を通じて福音番組を届けるキリスト教放送局「日本FEBC」の春の新番組、お薦め番組について、長倉崇宣氏(日本FEBC統括ディレクター補佐)に話を聞いた。
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4月からの新番組は5つ。その中で特に力を入れているのが、毎週月曜日午後9時48分から放送の、早矢仕宗伯(NCAMイエスの風牧師)、塩谷達也(ゴスペルシンガー)、長倉(パーソナリティー)の3氏によるトーク番組「Session―イエスのTuneに合わせて」だ。「2人の番組はあっても、3人は今まであまりなかった。世代も、やっていることも違う。でも、その組み合わせが面白い」と長倉さんは言う。

初回の放送では、ガラテヤ人への手紙2章19、20節の御言葉を巡ってのトーク。「自力の弱さを振り返るより、イエス様と一緒にいたほうがいい」、「死んでも生きるって安心して死んでもいいということ。死んでもよみがえるから」、「自分に死ぬって、厳しいけれど、実はありがたい言葉なのだなと」。鍵の御言葉を巡ってそれぞれの思いが共鳴し合い、一つの方向へと導かれる。「楽しく、かつ深みのある内容になったかなと自負しています」。続く午後10時1分からは、3人で分かち合った御言葉を別の角度から思い巡らす番組「もう一つの響き」を放送。初回は『信仰と自由の手紙―ガラテヤ人への手紙講解』(鈴木正久著)の一節が朗読された。
毎週火曜日午後10時14分からは、ゲオルギイ松島雄一氏(日本正教会大阪ハリストス正教会管轄司祭)のよる聖書の説き明かし「光、イイススというお方」を放送。「正教会の司祭の方にレギュラーとしてご出演いただくのは今回が初で、FEBCとしてもチャレンジングな試みです。正教会は馴染みが無いかもしれませんが、福音派の先生の説き明かしのような力強く迫る内容。ぜひ聴いていただきたい番組の一つです」
第3・4金曜日午後9時37分からは、金井由信氏(日本イエス・キリスト教団元牧師、故人)の説教番組「イエスを仰ぎ見つつ」。「古き良き福音派牧師先生の語り口で、イエス様が近く感じられる内容です」という。
その他、毎週木曜日午後9時47分からは、村上伸氏(日本基督教団元牧師、故人)によるヨハネの黙示録の講解説教番組「あなたの苦しみに、私もいるだろう」、毎週水曜日午後9時47分からは、英隆一朗氏(カトリック・イエスズ会司祭、麹町教会主任司祭)による番組「風を感じて―気付かされ、開かれる言葉」を放送。新番組は半年間、放送される。