9月8日から9日にかけて関東を直撃し、広範囲に被害をもたらした台風15号。千葉県内では18日現在も約5万7千軒で停電が続いている状態だが、県内にある教会やクリスチャンキャンプ場にも被害があることが分かってきた。
高校生のための超教派伝道団体「hi-b.a.高校生聖書伝道協会」(代表役員/中台孝雄、代表スタッフ/川口竜太郎)が運営する「hi-b.a.キャンプ場」(千葉県長生郡一宮町新地1987ノ1)では、敷地内の木が10本ほど折れる、トタン屋根がはがれて雨漏りがする、バスケットコートのフェンスがへこむなどの被害に遭った。キャンプ場を管理するスタッフの中村克哉さんによると、「トタン屋根が吹き飛ばされ、雨が入り込んでびしょびしょになった部屋がある。建物は保険で補えるが倒木は自分たちで処分しなければならない。業者に頼むとそれなりにお金がかかってしまう」と言う。
9月にも同キャンプ場を利用する団体、教会が6件あるが、「一件はキャンセル、一件は3泊から1泊に変更してもらった。その他のお客様はがれきや倒木が残ったままのご利用で不便をおかけしています」と中村さん。▽業者の手配ができて一刻も早く工事が進んで傷んだ個所が直るように、▽倒木の片付け作業も進むように、▽必要が満たされるように、と祈りを要請した。(2面に関連記事)