【書籍で振り返る3・11⑮】『原発避難者と福島に生きる』
東日本大震災から10年を迎えます。この災害を教会、個人はどのように迎え、痛みを覚え、祈り、考え、行動したか。
いのちのことば社で刊行された手記について、クリスチャン新聞の当時の記事から振り返ります。
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「身の丈に合った支援を」。原発事故からの避難者が住む仮設住宅。近隣にある教会として関わり続ける在り方を考える。著者は聴き、励まし、慰め、祝福し、祈る牧会者の役割を地域の働きで再認識。「何のため」「誰のため」と、様々な支援団体の在り方や動機を鋭く問う。キリスト者でない支援仲間も報告。「信徒を増やす目的でないという姿勢が、むしろ教会に目を向けさせた」と言う。
『原発避難者と福島に生きる』
増井恵、西原千賀子、木田惠嗣著
発売日:2016/03/20
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