東日本大震災から10年 「祈りをやめようとは思わなかった」 第120回 東日本大震災満10年&各地災害復興支援超教派一致祈祷会
東日本大震災から10年目の3月11日、「第120回 東日本大震災満10年&各地災害復興支援超教派一致祈祷会」(淀橋教会主催)が、東京・新宿区百人町の同教会で開催された。同祈祷会は2011年3月11日東日本大震災の翌月から毎月欠かさず行われ、今回で120回を数える。
当日は、峯野龍弘氏(ウェスレアン・淀橋教会主管牧師)が挨拶。峯野氏は「祈りをやめようとは一度も思わなかった。これからも祈り続けてまいります」と語った。峯野氏の挨拶を受け、来賓挨拶は岩上敬人氏(日本福音同盟総主事)は「支援の原動力は祈りにあると思っている。10年間続けられてきたこの祈りの場を本当に感謝し、これからも一緒に祈り続けたい」と語った。続いて、クリスチャン有志とゴスペルシンガーたちによって結成された復興支援プロジェクト「Play for All Japan」が特別賛美をささげた。
現地特別レポートはネットを通じて行われ、近藤愛哉(3・11いわて教会ネットワーク)、中澤龍生(地域支援ネット架け橋代表)、岸浪市夫(アメイジンググレイスネットワーク代表)、坪井永人(NPO法人FUKUSHIMAいのちの水代表)の各氏がレポートした。
レポートの後、参加者は①満10年を迎えた岩手、宮城、東北3県のために、②特に原発を抱えた福島のために、③クリスチャン諸団体、諸教会のために、④新型コロナウイルス収束、その災禍の中にある日本、世界のために、一斉祈祷をささげた。
一致祈祷会の模様はURL https://www.youtube.com/watch?v=HmdJWEsmIgsで視聴できる。