【沖縄だより】第37回沖縄県民クリスマス 救い主の降誕祝う
今年も「平和」テーマに賛美高らか
12月8日、県民クリスマス「キリストの平和」~わたしはいつもあなたがたとともにいる~、が沖縄市の胡屋バプテスト教会(渡真利彦文牧師)を会場に行われた。主催は、教団教派を超えて組織された「県民クリスマス実行委員会(上原榮正委員長・日本聖公会沖縄教区主教)」。毎年「平和」をテーマに開催され、第37回を迎えた今年は、約140人がともに救い主の降誕を祝った。
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司会者による開会宣言とともにキャンドルに点火。会衆賛美「もろびとこぞりて」の後に、「カンタ・カトリカ」による合唱「きかせてください」「ヌチドゥたから」、エヴェリン仲井真による独唱「His Name is Jesus」「O come O come Imma-nuel」、高木正雄による独唱「ああベツレヘムよ」「天なる神には」、「セラの会」による合唱「来たりたまえ われらの主よ」「よろこびいわえ」と、賛美が捧げられた。
献金に続いて捧げられた会衆賛美は「神の御子は/御万人(うまんちゅ)ぬ君(ちみ)ぬ生子(うみんぐゎ)や」。讃美歌111番を日本語と琉球語で賛美した後、渡真利氏がルカの福音書1章、マリアのエリサベツ訪問の場面から「最初のクリスチャン」と題して説教。「きよしこの夜」の会衆賛美、「平和の祈り」の交読祈祷に続き、毎年恒例の「ハレルヤコーラス」を全員で賛美した。
上原氏は「楽しかった。クリスチャンではない方も参加され、みなさん喜んで帰って行かれた」、参加者からは「いろいろな教会の方々とともにクリスマスを祝うことができて、毎年感謝です」などの声が聞かれた。
この日の動画は、「日本聖公会沖縄教区」のYouTubeチャンネルで、後日配信される。
(2024年12月22・29日号 16面掲載記事)