シリアの化学兵器使用問題をめぐり国際社会が揺れる中、シリアでは2年半続く内戦でレバノン、ヨルダン、トルコ、イラクなどの周辺国へ逃れる難民が200万人を超えた。うち100万人以上が子どもで、シリア難民の子は十分な教育が受けられていないなどの大きな問題を抱えている。今年3月から、主にヨルダンでシリア難民の子どもたちの保護に関わる仕事をしてきた特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の山野真季葉スタッフに話を聞いた。(中田 朗)

写真=補習クラスで学ぶシリア難民の子どもたち。ヨルダンで。(写真提供=WVJ)