野菜調理器具「ベジがま」で新会堂建築支援 日基教団•福島教会
W・M・ヴォーリズが設計した1909年竣工の日本基督教団福島教会の教会堂は、国登録有形文化財に指定されていたが、東日本大震災で大きく損傷し、安全が保てないとして取り壊された。だが、福島教会は今年4月の教会総会で新会堂建築に着手することを決議した。それに合わせ、信徒が会堂建築特別献金をささげるための支援製品を開発。ミニバザーなどでの取り扱いや販売の協力を呼びかけている。
製品は電子レンジ用野菜調理器具「ベジがま」(実用新案登録済み)。熱に強いふたなしシリコン製で、野菜を包んで閉じ、電子レンジに入れ、2、3分加熱すれば蒸し野菜が出来上がる、という便利なもの。本製品のみで野菜を蒸して水切りができ、比較的長い形状の野菜も調理可能。ふたがないので洗浄や乾燥および保管が容易だ。1個500円で、色はオレンジ、ピンク、グリーンがある。
「ベジがま」の注文は1個からできるが、一度の注文は20個まで。送料無料。問い合わせは URL http://vegegama.web.fc2.com/ からメールか福島教会(〒960-8011福島市宮下町1竏・)へはがき等で。(中田 朗)
写真左上=取り壊す前の福島教会。ヴォーリズ建築として愛されていた 右上=新会堂建築支援商品「ベジがま」