政府は安全保障にかかわる秘密の漏えいに重罰を科す「特定秘密保護法案」を10月26日閣議決定し国会に提出、今国会での成立を目指している。同法案は憲法や刑事法の専門家から「平成の治安維持法」と呼ばれ、危機感を募らせる人々も少なくない。そんな中、第25回信教の自由セミナー(日本福音同盟=JEA=社会委員会主催)が10月31日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開催された。戦時中、クリスチャンであった父親が治安維持法で投獄された作家の石浜みかる氏が「憲法改正が目指す国縲恊寬梔コの教会は何を体験したか」の題で講演した。 (中田 朗)

写真=国政の動きに警鐘を鳴らす石浜みかる氏