詩画作家・星野富弘さんの詩画展を復興支援のため被災地で開こうと、「星野富弘詩画展 in 南三陸」(南三陸で星野富弘詩画展を開く会主催)が1月23日、宮城県本吉郡南三陸町でスタート。22日、オープニングセレモニーが志津川沼田の南三陸町ベイサイドアリーナで開かれた。同アリーナは避難所となった場所だ。当日はゴスペルシンガーの岩渕まことさんのコンサート、スタッフによる星野さんの詩の朗読があり、同開く会会長の森谷正志氏(仙台バプテスト神学校校長)が挨拶。ピリピ人への手紙4章8節を引用し「作品を通じて、すべての真実なこと、誉れあることは何かを考え、心に留める機会となるように」と語った。
 同詩画展は2月3日まで、南三陸町図書館(コアラ館)、南三陸ポータルセンター、志津川中学校グランド応急仮設の談話室などを会場に、南三陸の7か所を巡回しながら開催される。問い合わせはTel 090-7661-3925、クリスチャンセンター南三陸 愛・信望館(中澤)。URL http://www.wlpm.or.jp/event/event.htm   (中田 朗)

写真=展示された星野さんの詩画を食い入るように
   見つめる来場者(撮影者=戸枝正輝)