突然の災害、病、大切な人や物の喪失で、心は揺れ動く。複雑化、巨大化した現代社会もまた、多くの不安をもたらす。心の時代に人々がイメージする神とは。聖書からいかに神を見いだせるか。スピリチュアルケア、悲哀、怒り、神のイメージに関する書籍を紹介します。

○「いざ、傷ついた心に触れる前に」評・松本順=日本ホーリネス教団上野教会牧師
『危機対応最初の48時間』ジェニファー・S・シズニー、ケビン・L・エラーズ共著/岩上敬人訳
いのちのことば社

○「ケアで役立つ存在になるには」評・伊藤順造=保守バプテスト同盟いわき希望教会牧師
『スピリチュアルケアにおける看護師の役割』シャロン・フィッシュ、ジュディス・アレン・シェリー共著/窪寺俊之、福嶌知惠子共訳 いのちのことば社

○『鈍色スケッチ さまよう心の風景』みなみななみ(いのちのことば社 フォレストブックス)
○『スピリチュアルケアの実現に向けて 「第18回日本臨床死生学会大会」の取り組み』窪寺俊之編著(聖学院大学出版会)

○『慟哭 神よ、答えたまえ』パク・ワンソ著 加来順子訳(かんよう出版)
○『あなたにとって神とは? 神は神頼みの神か 苦難の中の光か』森一弘著(女子パウロ会)
○『神さまイメージ豊かさ再発見 聖書から心理臨床まで』河村従彦著(イムマヌエル綜合伝道団出版事業部)
○『震災ボランティアは何ができるのか 3・11「希望の絆」の記録』ジョナサン・ウィルソン著、岩間香純、みなみななみ訳(いのちのことば社)

MOVIE:「息子を溺愛する母親と父親不在の家庭そして息子は…」
「私の、息子」(カリン・ぺーター・ネッツァー監督・脚本)
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