エクアドルsp

エクアドルの沿岸北部で、4月16日の夜にマグニチュード7・8の大地震が発生した。相次ぐ余震の影響で救助活動も中断しがちになりながら継続している。死者は500人を超えた。
地震発生直後に、国際NGOサマリタンズパースは、7人のスタッフを派遣し、緊急援助活動を始めた。水、毛布、衛生キットやブルーシートなど緊急支援物資を配布。。20日からは、緊急フィールド病院と医療スタッフを現地に送った。

今後の緊急援助活動は、現地の教会を主なパートナーとしてなされる。福音派のクリスチャンはエクアドル総人口の8%ほどいる。

国際NGOワールド・ビジョンは、被災状況の調査を進めるとともに、エクアドル政府と協力して緊急支援を開始。子どもたちを保護し、心理的なケアを行う「チャイルド・フレンドリー・スペース」を22日の時点で5つ設置し、700人以上の子どもをケアしている。子どもたちとその家族のニーズを満たすことを焦点とし、今後も行政や教会と協力して支援を実施していくという。

【関連】
飢餓、貧困の子どもたちに靴箱を サマリタンズパース オペレーションクリスマスチャイルド 2015年11月6日
宣教命令は大会後も続く BGEA総裁 フランクリン・グラハム 2016年01月03・10日号 16面
熊本地震 ワールド・ビジョン スタッフ派遣、募金も受け付け 2016年4月15日
地球的課題に立ち向かう エゴ(罪)知ればこそ ワールド・ビジョン・ジャパン 事務局長 片山信彦 2015年12月20・27日号 16面