image

NPO法人抱樸(旧北九州ホームレス支援機構)代表の奥田知志牧師が「助けてと言えますかー生活困窮者支援から見えたもの」と題して7月10日に講演した。場所は埼玉県上尾市のバプ連盟・上尾キリスト教会。

子育て世代の貧困や、若者のホームレスや自殺など様々な社会問題、支援の現場での経験を踏まえ、「助けて」と言えない社会状況を指摘。創世記から、人間は助けが必要な存在と述べ、「どんな時代でも人間が人間らしくありたい」と語った。

冒頭では、この日実施されていた参院選に触れ、改憲や政権の課題とともに、投票の棄権を問題視。「今、ピンと来なくても歴史の結果はいずれ及ぶ。『あのとき、こういう決断をした』と言えるようになってほしい」と勧めた。
【関連】
佐賀で原発問題に取り組む野中牧師が講演 川内原発にも警戒 「放射能といのちは共存できない」2016年5月29日
○「ハラスメントとは何か」教会で講演 2014年6月29日
○映画「さとにきたらええやん」--大阪・釜ヶ崎「こどもの里」に飛び交う笑顔と活気が伝わってくる 2016年6月1日

▽週刊クリスチャン新聞は電子版も配信(毎号発行日前々週の金曜日)します▽

ウェブ版http://クリスチャン新聞.com/csdb/

電子紙面版http://kotobasha.e-manager.jp/

一部の記事を閲覧できる「無料版」、すべての記事を閲覧できる「有料版」があります。
有料版では紙面版、ウェブ版、オンラインHP http://クリスチャン新聞.com/(速報なども含む)のすべての記事、バックナンバーの閲覧、情報ブックweb版http://クリスチャン新聞.com/jb/の利用ができます。