「青年と宣教」テーマで プレ集会開催 日本キリスト教協議会主催「宣教会議2018」へ向け
「居場所がない」「声を上げられない」「(期待に応えて立ち回る)『プロ青年』になってしまう」…教会と社会の現場から青年の様々な課題が上げられた
日本全体で宣教を考える気運がキリスト教教会、団体で起きている。
2018年には日本キリスト教協議会(NCC)主催で「宣教会議2018」が開かれる。NCCとして、1998年、2005年に続く第3回の宣教会議となる。
これに向けてプレ集会が青年と宣教に関して、9月24日に東京・新宿区の日本キリスト教会館で開かれた。
テーマは「<宣教=ケリュグマ>×<青年>-み言葉に聴き、伝えること『青年を主体とした宣教・青年に対する宣教ー諸教会・キリスト教諸団体の取り組みから』」。
午前中は、教会の現場から日本福音ルーテル教会、在日大韓基督教会の牧師、青年が実体験に基づき語り、「教会の外」の人々へ向けた現場から、YWCA、YMCAの発題があった。
午後のパネルディスカッションでは、NCC加盟外のカトリック、日本福音同盟も交え、日本基督教団、日本バプテスト連盟、日本バプテスト同盟、日本聖公会などからの代表者が青年へ向けた取り組み、課題を報告した。
会場ではグループで討論し、発表もした。
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プレ集会は今後、「『いのち』の痛みへの共感と応答−正義の回復と平和の実現に向けて」(2017年2月4日)、「現場における多様な証し−保育・教育現場における世代間協働の実践と想い」(同9月9日)、「今この時代に届けたい祈りと聖書のメッセージ―多言語礼拝、テゼ、宗教間対話などの現場から」(2018年2月3日)と続く。
本番は同年4月以降に『神の愛』と『神の義』の交わる場に生きる私たちーともに手を携えた包括的宣教に向けて」のテーマで開催予定。
報告の内容など詳しくは紙面で
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