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「聖書をかかげながら、偶像礼拝の罪を犯した」

過去の過ちと現状への危機観から日本福音同盟(JEA)社会委員会は信教の自由セミナーを今回、「聖書信仰と信教の自由」と題して神学委員会と共催で25日に開いた。会場は東京・目黒区の聖契神学校。

「聖書信仰と終末論」と題して関野祐二氏(聖契神学校校長)は終末に連続した今、を生きる信仰として伝道と社会的責任を包括した視点を述べた。

「聖書信仰と宗教改革」と題して星出卓也氏(日本長老・西武柳沢キリスト教会牧師)は、ルター、カルヴァンが深めた教会と国家の責任を明らかにした。

「聖書信仰による『日本的キリスト教』の克服」と題して山口陽一氏(東京基督教大学教授)は戦後、JEAにつながる聖書信仰運動と信教の自由の運動について検証。

「聖書信仰と憲法問題」と題して上中栄氏(ホーリネス・鵠沼教会教会牧師)は、教会における意識の温度差に触れ、聖書信仰の確認から、憲法や国家への問題意識を深め共有していくことを勧めた。

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