オウム真理教の一連の事件を契機に設立され、破壊的カルトの諸問題と取り組み、カルト予防策や社会復帰策等の研究、その成果の発展・ 普及を行ってきた日本脱カルト協会(西田公明代表理事)が、創立20年を迎えた。8月29日には「日本脱カルト協会創立20周年公開講座」(同主催、東洋 大学21世紀ヒューマン・インタラクション・リサーチ・センター共催)を立正大学品川キャンパス(東京都品川区)で開催、「カルト問題の今後 自由と人権 の未来は?」をテーマに、第1部では会員からの報告、第2部では、フランスで長年カルト問題に取り組んできたカトリーヌ・ピカール氏の講演が行われた。 【髙橋昌彦】