学校教育法改正による学長権限の強化、教授会の役割縮小、同時に特定の教員を糾弾する匿名脅迫の問題を大学の自治・学問の自由が脅かされる事態ととらえ、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)・明治学院大学キリスト教研究所は共催で、緊急シンポジウムを12月24日、港区の同大学で開催した。

 法改正について衆議院文教科学委員会で参考人質疑をした池内了氏(名古屋大学名誉教授)が学校教育法改正と大学の自治の問題を、北星学園大学への脅迫事件を取材し続けた、長谷川綾氏(北海道新聞記者)が事件の顛末と市民、学校の動きを詳しく語り、社会学が専門の石原俊氏(PRIME所員)が、大学の世界的な動向を踏まえ応答した。

学問の自由が脅かされる事態に対して、教員間で、仲間をつくること、問題をオープンにして、市民の目による理解と批判と監視を深めることなどが勧められた。

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