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故崔昌華牧師の遺志を継ぎ、93年前に起きた関東大震災後の朝鮮人虐殺を覚えて、現代の在日韓国人・朝鮮人の人権について考える、「9.1集会」(同実行委員会)の第42回が、9月1日に東京・千代田区の在日韓国YMCAで開かれた。

「朝鮮植民地支配と朝鮮人虐殺の構造−義兵戦争・三一独立運動との関わりから−」を題に、法政大学准教授の愼蒼宇氏が、近現代史全体をとらえ、植民地支配状態における虐殺構造の継続性を、多様な史料を比較分析しながら指摘した。

また日本、韓国で関東大震災での虐殺の犠牲者の記録を調べ、遺族の姿を追っているドキュメンタリー映画監督呉充功氏が、制作中の映画からダイジェスト版を上映。監督自身も挨拶し、思いを述べた。

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