CD「Casting Crowns」 Casting Crowns ――今の時代にじっくり聴きたい
グラミー賞、ドーブ賞を獲得している米国のトップクリスチャンバンドであるCasting Crowns。ユースパスターであるマーク・ホールが教会のユースグループの中で作ったのがバンドの始まりだという。曲調はアメリカンロックで、’パスター’らしさが歌詞に表れている。
これまでに4枚のスタジオアルバムと、3枚のライブアルバムを出しているが、Casting Crownsといえば、このデビューアルバムの4曲目「Who Am I」だ。
米国のクリスチャンで知らない人はいないとまで言われるようになったというこの曲。「自分は何者なのか」というクリスチャンのアイデンティティを歌っている。「全地の主が、私の名前を知っていてくれて、私の傷を気遣ってくれるなんて、私は何者なのだろう」と始まる。そしてBメロがいい。「私が何者であるかによらず、あなたが何をしてくださったかによって。私が何をしたかによらず、あなたが誰であるかによって」。ただ、甘ったるく「愛されているよ」というのではなく、神様と神様が自分にしてくださったみわざにアイデンティティの基礎を置いている。
成果主義の風潮に流されそうな今の時代にじっくり聴きたい曲だ。【生】
Casting Crowns公式サイト↓
http://www.castingcrowns.com
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