様々な分野で活躍するビジネスパーソンが共に集まり、一緒に考え、相互に教え合い、新しい気づきを得、新たなつながりを作ることのできる異業種交流会。そんな場を提供しているのが企業経営ネットワークビズテリア代表の勝山牧生さんだ。「ビズテリア」とは、「ビジネス」と「カフェテリア」を合わせた造語だ。
 勝山さんは会員制の「ビズテリア・クラブ」を展開する。キーワードは「共創(Co-Creation)」で、多様な立場、分野の人たちと対話しながら新しい価値を共に創り出していくことだ。
 そのねらいをこう語る。「全く分野の違う人が集まって名刺交換し、仲良くしましょうと言っても、話はなかなか進まない。けれども、意識の高い経営者の中には、事業を通じて社会を良くしていきたいという思いがある。社会の問題、課題に対し、一人ひとりがどう考えているか、具体的な解決策は何なのか、話し合う場だと、話題を共有しやすい。『一企業でできないことも、いくつもの企業が協力すれば解決するのではないか。まず話し合いましょう』ということで『共創イベント』を開いたりする。そういう活動が、今のいちばん中心的なビジネスです」(6月3日号で詳細)